- キャンプを始めたいけど必要なものがわからない
- 必要最低限なものを揃える場合の予算は?
- キャンプに持っていくものが多すぎて混乱する…
キャンプを始めるにあたっての悩みと言えば揃える道具選びです。いまや無数のキャンプ道具が存在し、選択肢が広がりすぎて逆に迷ってしまいますよね。
僕自身キャンプ歴は5年となりますが、無駄な買い物をして失敗したことは何度もあります。
衝動買いして使わずに終わった経験を何回もしています(苦笑)
この経験から、まずは必需品のみ揃えて必要に感じたら都度買い足していくことをおすすめします。こうしないとキリがありません。
そこでこの記事ではキャンプに必要なものからあると便利なものや道具を揃えるときの予算まで、キャンプを始める際に必要な情報を網羅して紹介します。保存して使える『持ち物チェックリスト』も作成したので是非参考にしてください。
後半ではキャンプ道具専門のフリマアプリも紹介しています>>そこまでスキップ
季節ごとに必要なものや、女性が持っていくといいものまで、全部で50個紹介します!
キャンプに必要なもの一覧
この記事では全部で50個のキャンプ道具や備品が登場します。初めに以下の表にまとめます。わからないものや理由が知りたいものがあれば文字をタップして紹介部分へスキップできるので活用ください。
この表をそのままスクショしても構いませんが、記事の後半ではもっと見やすくまとめたチェックリストを載せています!
キャンプで必要なもの19選
キャンプで必需品といえるアイテムは18種類です。これからキャンプデビューするなら必ず用意しましょう。
テント・タープ
テントは雨風を防いで安眠できる寝室で、タープは日よけをしながら食事や談笑を楽しむリビングです。キャンプ中の居住スペースの基礎となるため、必要不可欠と言えるでしょう。これがなければ雨や風を防げません。
形状やスペックなど選定要素はいくつかありますが、大事なのがサイズ。使う人数+1人を目安に選ぶとスペースに余裕が生まれて快適です。
ちなみに2ルームテントならテントとタープの二役を担えるため初心者におすすめです。我が家もサバティカルのアルニカという2ルームテントを使っていますが、すごく快適でおすすめです。
ペグ・ロープ
テントやタープを自立させるにはペグで固定し、強風の場合は吹き飛ばされないようにさらにロープで補強する必要があります。
付属品のペグは大体弱くて曲がりやすいですが、最初はそれで十分です。使っているうちに強度を求めるようになれば新たに買いましょう。
また、ペグを打つためのハンマーも必要です。(テントによっては付属している)
テーブル・チェア
食事・休憩などキャンプ中の大半を過ごすスペースにはテーブルとチェアが必要不可欠です。
テーブルは主に食卓として使うことがメインですが、小物やランタンを置いたりと収納面でも役立ちます。
人数によって数を増やしたりサイズを大きくしたりしましょう。
サイドテーブルもあると便利です!
- 我が家のテーブル>>【オクタテーブル】オウルテックの八角形ウッドロールテーブルレビュー
- おすすめチェア>>DODスゴイッスは腰痛持ちに最適な椅子!使用感を徹底レビュー!
どちらを先に選んでもOKです!
寝袋(シュラフ)
キャンプの布団代わりとなるのが寝袋です。コンパクトに収納できるので荷物の削減となります。
マミー型や封筒型などありますが、初心者向けで無難なのは封筒型でしょう。
封筒型は広げて掛け布団にできるから便利です!
寝袋には極寒を凌ぐ性能のものもありますがその分値段がかなり高くなります。最初は春・夏・秋用のリーズナブルや寝袋を買い、キャンプに慣れて冬キャンプにも行くことになった時に冬用を追加購入すればいいでしょう。
マット
寝袋の下に敷くマットは、地面からの冷気を遮断する効果や地面の凹凸を吸収する効果があるため必要です。
寝袋に入るだけでは凹凸が体に直に伝わるので痛くてリラックスできません。
マットにも種類がありますが、バルブを開けるだけで勝手に膨らむインフレーターマットをおすすめします。
枕
枕の有無で睡眠の質が全く異なります。
枕なんていらないと思ってた時期もありましたが使うとやはり快適すぎました。
我が家で使っているサーマレストのコンプレッシングピローはコンパクトに収納できてふくらます手間もないので重宝しています。もちろん寝心地も最高です。
焚き火台・バーベキューコンロ・カセットコンロ・シングルバーナー
- 焚き火を利用した料理
- バーベキューコンロで定番BBQ
- カセットコンロを使って手軽に料理
キャンプ料理に使う熱源はさまざまですが、最初はどれかひとつに絞り、それに応じた道具を用意しましょう。もちろん複数でもいいですが、最初から一気に揃える必要はありません。
我が家はカセットコンロ愛用です!楽だもん!
- 我が家のBBQコンロ>>【uf】タフグリル一石五鳥のBBQコンロ!しかも頑丈で半永久的に愛用できる!
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炭や薪を扱う時は着火剤とチャッカマンも用意しましょう。火おこしが楽になります。
また、革手袋・トング・火ばさみも安全のために必要です。
炭・薪・カセットボンベなどの燃料
上記で用意した熱源に対応する燃料も用意しましょう。
- 焚き火なら薪
- バーベキューなら炭
- カセットコンロやバーナーならガス
食器・カトラリー
食事の際は食器やカトラリーが必要です。
紙皿や紙コップでもいいですが、エコではありません。
食器やカトラリーは、ステンレス・シリコン・木の素材がおすすめです。プラスチックは破損したり溶ける可能性があります。
100均でも買えますよ!
ナイフ・キッチンハサミ・包丁・まな板
食材のカットに必要不可欠です。キャンプではコンパクトなものがおすすめです。
全部あると便利です!
調理器具
食材を調理するにはフライパン・スキレット・鍋・ホットサンドメーカー・メスティンなどの調理器具が必要です。
作りたい料理に応じて用意しましょう。少しでも小さく収納できるものがおすすめです。
水
飲料用、料理用、洗面用など、何かと使うのが水です。
キャンプ場の炊事場で補給できることがほとんどですが、念のために行くキャンプ場の設備を調べておきましょう。
ジャグや容器を用意すれば便利です!
食材・飲み物
食材は事前に何を作るか決めておき、最低限の量を用意しましょう。
調味料も忘れずに!
クーラーボックス
食材や飲み物を保存するために必要です。
クーラーボックスの中には保冷剤だけでなく、凍らせた飲み物や冷凍食材も入れれば保冷力が増します。
また、冬は不要だと思われがちですが、外気温で食材や飲み物が凍る可能性があるため、必ず持っていきましょう。
ランタン
キャンプの夜は明かりがなければ真っ暗で危険なので、ランタンは必要不可欠です。
上級者はサイト全体を照らすメインランタン、テント内を照らすランタン、テーブル上を照らすランタンのように3種類を使い分けますが、ひとつのランタンを使い回しても十分機能します。
テント内で使うランタンは最も安全であるLEDが推奨なため、最初の1台はLEDランタンの購入すべきです。
小型のライト
夜間のトイレや炊事場への移動は暗くて危険です。
懐中電灯など手に持って歩けるライトも用意しましょう。
応急処置セット
キャンプは野外での活動なので、予期せぬ怪我をする危険があります。
突然の切り傷や打撲への応急処置ができるように、 絆創膏・湿布・消毒液は最低限用意しておきましょう。
ゴミ袋・食器用洗剤・スポンジ・雑巾・ウェットティッシュ
後片付け用に必要なゴミ袋、食器用洗剤、スポンジなどは意外と忘れがちです。
ないと困ります(笑)
また、テーブルなどを拭くための雑巾やウェットティッシュもあると便利なので用意しましょう。
着替え・タオル
翌日の着替えはもちろん、不意に汚れた場合の着替えもあると安心です。
また、タオルは汗をかいた時や雨が降った時など、多くの場面で活躍します。
キャンプで必要なものではないけどあると便利なもの14選
キャンプで必要不可欠ではないけどあると便利なアイテムは14種類です。どれもキャンプを快適にするものなので確認しておきましょう。
グランドシート
テントの底面を保護するシートです。 冷気の遮断効果も見込めます。
テントをできるだけ汚したくないなら用意するべき!
グランドシートはテントのサイズに合わせて購入しましょう。テント底面からはみ出さないサイズにすることがポイントです。
グランドシートはテントに付属することもあるので確認すること!
入浴・洗面セット・タオル
近くの温泉に行く時やキャンプ場で顔を洗う時に入浴・洗面セットが必要です。バスタオルやフェイスタオルもあわせて用意できれば理想的です。
ウィンドスクリーン
焚き火やカセットコンロへの風の影響を防ぐアイテムです。
風の影響は結構受けるので、あると便利です!
薪台
薪から浮かすことで水分の吸収を防ぎます。薪の乾燥を維持できるので便利です。
見栄えも良くなります!
コット
ベッドにもベンチにも使える便利アイテムです。睡眠時に使えば地面からの冷気が体に伝わりにくくなるため、快適な睡眠につながります。
夏は通気性が良くなり涼しくなります!
大きめのトートバッグ
大きめのトートバッグがあれば荷物をまとめて運べるので設営・撤収時に便利です。
肩掛けできれば両手を使えるため、一度に多くの荷物を運べます。(無理は禁物!)
我が家は2〜3つ使っています!
ポータブル電源
スマホの充電から電気毛布や扇風機を使えるようになり快適度が格段に上がります。特に小さな子供がいるファミリーキャンプに便利です。
災害時にも大活躍するので一家に一台欲しいところです!
ケトル
お湯を沸かすアイテムです。キャンプでコーヒーを飲みたい場合やカップラーメンを食べたい場合は必需品でしょう。直火OKなものを用意してください。
ヘッドライト
暗闇での作業をハンドフリーで行えます。見た目はかっこいいとは言えませんが、利便性は抜群です。
雨具
キャンプ中に突然雨が降ってくるのは珍しくありません。雨具を用意していれば安心です。
傘だと手が塞がるのでカッパがおすすめです。長靴もあるとより安心できるのであわせて用意しましょう。
ハンガー
キャンプ中に不意に濡れた服や、洗面に使ったタオルを干すハンガーがあると便利です。かけるところが無ければS字フックも用意しましょう。
使い捨てビニール手袋
なるべく手を汚したくない時に便利です。100均のもので十分なので備えておきましょう。
遊び道具
自然の中での遊びは盛り上がります。特に子供がいる場合は用意したいところです。
屋外で遊べるものと屋内(テント内)で遊べるものの2種類があると柔軟に対応できます。
ただしはしゃぎすぎて周囲に迷惑がかからないようにすること!
- 我が家の珍しいおもちゃ>>キャンプの遊びにオゴスティックはいかが?大人から子供まで楽しめる!
- おすすめ記事>>キャンプでできる遊び10選!大人でも夜でも盛り上がる定番から珍しいものまで徹底紹介!
保冷剤
保冷剤はクーラーボックスの中に入れて保冷力を上げる他に、タオルに巻けば首や脇に当てて体を冷やせます。
クーラーボックスに入れる大きめの保冷剤と、体を冷やす小さな保冷剤の両方があると便利です。
夏キャンプにあると便利なアイテム7選
夏キャンプであると便利なアイテムは7種類です。暑さと虫への対策が中心となります。
虫よけスプレー
夏キャンプのマイナスポイント言えば虫が多いこと。
虫よけスプレーを使い、蚊に刺されないように対策しましょう。
日焼け対策グッズ
夏のキャンプは日が長く、紫外線を多く浴びてしまいます。日焼け止めのクリームやスプレーで対策しましょう。長袖で薄手の上着や防止もあると安心です。
ポータブル扇風機
コードレスで使えるポータブル扇風機は基本的に電源がないことが多いキャンプで活躍します。小さな扇風機でもあるとないとじゃ大違いなので用意しておきましょう。
蚊取り線香
2〜3個焚いておけば虫除け効果が得られます。子供がいる場合、火傷の恐れがあるため置き場所に注意してください。
ボディシート
夏キャンプは設営しただけで汗だくになります。ボディーシートで汗を拭き取るだけでも汗の気持ち悪さが軽減されるので用意しましょう。冷感シートを使えば爽快感が増しますよ。
制汗剤
スプレータイプやクリームタイプの制汗剤を使えば汗を抑えられます。スプレータイプの場合、火の近くで使うと引火する可能性があるので注意しましょう。
アイスリング
28℃以下で凍る特殊な素材を使用した流行のアイテムで、首にかけて持続的にひんやり感を得られます。クーラーボックスに入れれば何度でも復活します。
冬キャンプにあると便利なアイテム7選
冬キャンプであると便利なアイテムは7種類です。寒さや雪への対策が中心となります。
ストーブ
テント内を温めるためにストーブを使いましょう。寒さが厳しい冬のキャンプでは必要不可欠です。いくつか種類がありますが、対流式の灯油ストーブが一番扱いやすいでしょう。
一酸化炭素チェッカー
冬キャンプではストーブの燃焼による一酸化炭素中毒が多発しています。最悪の場合死に至るため絶対に避けなければいけません。
一酸化炭素チェッカーを設置して酸素濃度を管理しましょう。品質で信頼できる日本製を推奨します。
USB充電式の暖房アイテム
電熱ベストや電気ブランケットなど、モバイルバッテリーで稼働できる暖房アイテムも活躍します。コストもあまりかかりません。
場所を選ばず使えるので非常に便利です!
カイロ
原始的ですが、足の裏や腰にカイロを貼ると全然違います。手軽に使えて荷物にもならないので用意しましょう。
カイロを貼る場所>>カイロはどこに貼るのが効果的?体を暖めて冬のアウトドアを乗り切ろう!
湯たんぽ
湯たんぽも冬キャンプでは活躍します。直火で加熱できるものを選びましょう。
寒い季節のキャンプでは必ず使っています!
冬用の寝袋(シュラフ)
冬用の寝袋があれば快適さが格段に変わります。高い買い物となりますが、冬キャンプへ行く回数が多い場合は絶対に買いましょう。
スコップ
雪が積もる地域の場合、雪かきが発生する可能性があります。スコップは装備したほうが良いでしょう。
キャンプ女子の追加持ち物3選
キャンプ女子に必要と思われる持ち物は3種類です。
化粧道具・化粧落とし
キャンプでも身だしなみを整えたい場合、化粧道具と化粧落としの準備を忘れずに。
トラベル用のポーチやケースを使っていつもよりコンパクトにまとめることがポイントです。
生理用品
急に生理になる可能性もあるため、生理用品も持っていきましょう。キャンプでは近くにコンビニなどが無い場合が多いです。
ブランケット
朝方や夜は冷える可能性があるので、ブランケットを用意しておきましょう。薄手のものであれば大きな荷物になりません。
キャンプの持ち物チェックリスト
今回紹介したキャンプ道具を以下の画像にまとめました。よければチェックリストとして使ってください。
保存も印刷もOKです!
キャンプで必要なものを全て揃えると費用はどれくらい?
キャンプ道具の値段はピンキリです。安く揃えられますし、こだわるほどお金がかかります。
参考程度に、今回紹介したキャンプに必要不可欠なもの18種類を揃えるときの予算は6~20万程度と考えてください。幅が広くて申し訳ないですが、物やサイズによって予算は変動します。
特にテントは高いものだと30万円を超えてきます。
【Vinover】キャンプ道具専門フリマアプリで予算を抑えられる
キャンプ道具を新品で揃えなくても、中古品で揃えれば安上がりです。
メルカリなどの大きなフリマアプリでも数多くのキャンプ道具が出品されていますが、今回おすすめするのは『Vinover(ヴィノバー)』というキャンプ道具専門のフリマアプリ。
メルカリなど、全ジャンルを取り扱うフリマアプリだと欲しいキャンプ道具を検索するまで手間がかかりますし、求めるものが出てこない場合が多いですが、Vinoverならトップページでキャンプ道具のカテゴリーを選択できるため、かなりの時短となります。
キャンプ慣れしている人が出品しているため、メルカリにはないレアなアイテムと出会えます!
アプリ内で読めるコラムやキャンプ道具の抽選プレゼント企画など、嬉しい機能もあるので是非一度アプリをダウンロードしてみてください。
\キャンプ専門フリマアプリ/
最近のキャンプはネット環境も必要!データ使用無制限の格安SIMがおすすめ
『キャンプでネットを利用しすぎて通信制限になった』というのは意外にあるあるです。今はキャンプ中にSNSや動画配信・視聴を利用するのも当たり前となってきています。
この問題を解決するために、僕はデータ通信無制限の格安SIMを利用しています。中でもマイネオは速度もそこそこ、料金も激安なので月々の携帯料金も安上がりで済んで非常におすすめです。
キャンプ場にWi-Fiが無くても『ネットが使い放題』です。テザリングもできるのでキャンプ中にPCでバリバリ作業しています。
興味がある方はキャンプ場にWi-Fiは不要!データ無制限格安SIMでネット使い放題!で詳しく解説しているのでこちらもご覧ください。
キャンプ道具は必要になったら揃えていくべき!
キャンプに必要なものからあると便利なものまで、全部で50種類のアイテムを紹介しました。
この記事ではたくさんの道具を紹介しましたが、最初は必要最低限の道具だけでも十分です。キャンプへ行くにつれ必要だと判断したものから買い足すようにください。そうしなければキリがありません。