冬のアウトドアの唯一無二の強敵といえばやはり『寒さ』です。
これが原因で冬はアウトドアを控えようという方は多いと思います。
火を使わないで暖を取るならポータブル電源があれば便利ですが、かなり高い買い物で中々踏み込めないですよね。
そこで今回はUSB充電式暖房(ヒーター)を紹介したいと思います。基本的に値段もお手頃で使いやすく、普通に温かいです!コスパ最強なので是非参考にしてください。
USB充電式暖房(ヒーター)とは?コスパに優れたアイテムが多い!
モバイルバッテリーやパソコン等へUSBで接続し、電源を取ることができる物のことを言います。
- 比較的簡単に給電できるので場所を選ばずに使用できる
- 充電できるものも多い為コードレスで使うことができる
- コンパクトでアウトドアに手軽に持って行ける
という3つのメリットがあり、荷物を少しでも減らしたいキャンプや車中泊にはもってこいです。
もちろん家庭でも活躍するのでプレゼントに選ぶ人も増えているようですよ。
USB充電式ヒーターおすすめアイテム5選
ここからは以下に挙げる5つのおすすめUSB充電式ヒーターを紹介します。
- 電熱ベスト
- ネックヒーター
- 電気ブランケット
- 充電式湯たんぽ
- 充電式カイロ
USB充電式ヒーターおすすめ①モバイルバッテリーで使える電熱ベスト
電熱ベストはUSB充電式暖房で一番定番なアイテムと言えるでしょう。
上記画像の電熱ベストは温度を3段階で調整することができ、状況に合わせて温度を設定することができます。また、30000mAhの大容量モバイルバッテリーが付属するのも嬉しいポイントです。
電熱ベストの中では値段が高い方ですが、カテゴリー内で圧倒的な人気を誇っています。
電熱ベストの選び方はこちらで解説
以下の記事では数ある電熱ベストの中からどれを選んでいいかわからないという方向けに、電熱ベストを選ぶ際の5つのポイントをまとめています。
結論、その基準を満たした電熱ベストが上記で紹介しているものです。選ぶ基準を参考にしたい方は以下の記事を参考にしてみてください。※あくまで個人的な意見です。
USB充電式ヒーターおすすめ②ネックヒーター
ネックヒーター・ネッククーラーになる夏冬兼用アイテムです。熱伝導率と反射性の高い素材が瞬時に加熱冷却を開始し、約2秒で効果を感じられます。
首の頸動脈を温める事で効率的に体全体を温めることができ、ヘッドホンのようで少し未来感を感じるスタイリッシュなデザインが人気の製品です。
2600mAhの大容量バッテリーが内蔵されているため、フル充電で2.5時間~5時間、コードレスで使えます。本体のLEDディスプレイで充電残量、温度、設定モードを一目で確認できるのが便利です。
USB充電式ヒーターおすすめ③電気ブランケット
モバイルバッテリーで稼働できるブランケットも人気です。例えば上記画像のブランケットは、ふわふわした触り心地が気持ちよく、「電源を入れなくても暖かい」という声が多い大人気の製品です。使用しない時は畳めるので収納にも困りません。
USB充電式ヒーターおすすめ④お湯がいらない充電式湯たんぽ
一回8分という充電時間の短さでフルになり、そこから3~10時間暖かさをキープできます。
お湯だと冷めてしまいますが電気なので冷めることがありません。
お湯を入れ替える手間が省けるのでとても実用的です。一家に一台普及する時代が来るかも!?足に当てるのも抱き枕にするのもありですね!
USB充電式ヒーターおすすめ⑤充電して常備可能|カイロ兼モバイルバッテリー
3段階温度設定を採用しており、更には10000mAhの電池容量でモバイルバッテリーとしての機能も搭載しています。
小型でコードレスなのでアウトドアだけではなく普段の外出時にも持ち歩けて冬にはとても心強い味方になりますよ。
関連:ハクキンカイロという燃料を使った半永久的に使えるカイロをご存じですか?詳しくは半永久的に使えるハクキンカイロって知ってる?使い捨てより効率良し!で紹介してるので気になる方は読んでみてください。
アイテムにあった容量のモバイルバッテリーを使おう
紹介したアイテムをうまく活用するにはモバイルバッテリーの能力も重要となってきます。
以下の記事ではモバイルバッテリーの容量毎に何回充電が可能なのか、アウトドアでよく使うアイテムを例にご紹介しているので参考がてらに読んでみてください。
ポータブル電源があればもっと快適に
モバイルバッテリーではなく、ポータブル電源があれば快適度がぐんと上がります。
我が家で使っているパワーアーク2は
- ACコネクタ×2口
- DC×2口
- USB-A×4、Type-C×1
- シガーソケット×1口
- ワイヤレスチャージ×1口
上記で同時出力可能の非常に優れたアイテムです。使用時間の目安を以下の表にまとめました。
電子機器 | 使用目安 |
LEDライト(3W) | 約141時間点灯 |
スマートフォン(15W) | 約28回満充電 |
タブレット(35W) | 約12回満充電 |
扇風機(30W) | 約14時間連続使用 |
電気毛布(50W) | 約8.5時間連続使用 |
車載冷蔵庫(60W) | 約7時間連続使用 |
以下の記事でデメリットを中心に、メリットやお得に買える方法も紹介しているので気になる方は読んでみてください。
冬キャンプで燃焼系ストーブは使わない方がいいのか|使うなら十分な対策を
冬キャンプで暖を取る方法として、薪ストーブや灯油ストーブといった燃焼系ストーブを使用している人は多いです。
ストーブを使えば、今回紹介した充電式ヒーターのように体に身につけて温めるのとは違い、室内全体を温めるためかなり快適になります。
しかし、燃焼系ストーブを使えば火災や一酸化炭素中毒になるリスクが付きまといます。これらが原因でキャンプ中の死亡事故も起こっています。
それにストーブは値段が高いので、あまり冬キャンプに行かないのであれば無駄な買い物になってしまう可能性もあります。
そのため、個人的には燃焼系ストーブは極力使わない方がいいと思っています。
もし使うのであれば
- 常に換気を行う
- 一酸化炭素チェッカーを設置する
上記の対策は必ず行いましょう。
ストーブは便利な反面リスクも大きいことを忘れずに!
以下の記事では薪ストーブを例に、冬キャンプの危険と対策を解説しています。本格的な冬キャンプを楽しみたいのであればこちらも読んでみてください。
まとめ:同じUSB充電式暖房(ヒーター)でも違う良さがある!
以上5点の冬のアウトドアに心強いアイテムを紹介しました。
どれも性能に違いがあり、違う良さがありますよね。
ということは極端な話全て持っていても損は無いということです。
コンパクトな物が多いのでとりあえずって感じで持って行けるのも良いですよね。
値段も手頃なのでまだあまり装備が揃ってない人におすすめです。まさに初心者向きです!