夏が終わり、肌寒い季節がやってきました。寒いキャンプの夜を快適に過ごしたいという方は多いのではないでしょうか。
寒い季節のキャンプを乗り切るのに、便利なアイテムのひとつとして湯たんぽが挙げられます。
湯たんぽは比較的コンパクトでキャンプにも持っていくのは難しくありませんが、「それでも荷物は出来るだけ減らしたい。」「そもそも湯たんぽなんて持ってない。」という理由で持って行かない方も多いと思います。
ところで湯たんぽはペットボトルがあれば自作できるって知っていましたか?キャンプの際にペットボトル飲料を持って行く方も多いのではないでしょうか。
飲んだ後に湯たんぽとして再利用できるので一石二鳥!
今回はペットボトル湯たんぽの作り方を紹介していきます。是非参考にしてください。
もちろんキャンプだけじゃなくて家でも使えるから読んでみてね!
ペットボトル湯たんぽの作り方は超簡単
ペットボトル湯たんぽの作り方は以下の手順の通りです。
まずはお湯を沸かします。キャンプでお湯を沸かすには焚き火やバーナー、ガスコンロを使うといいでしょう。
または家でお湯を沸かして保温できるボトルに入れて持っていく方法もあります。我が家で使っている象印のシームレスせんはパッキンが無く、とても扱いやすいのでおすすめです。
熱湯をペットボトルに入れると耐熱性のペットボトルであっても損傷して漏れる危険があります。
耐熱性のペットボトルでも耐熱温度は85℃くらいとなっているので沸かしたお湯は少し冷ますといいでしょう。
耐熱性ペットボトルの見分け方は後で説明するよ!
ペットボトルへお湯を注ぎます。ペットボトルの飲み口は小さいのでこぼして火傷をしないように注意しましょう。
お湯を注いだら飲み口から溢れないようにしっかりとキャップを閉めましょう。これで完成です。
この4ステップでペットボトル湯たんぽが作れます。とても簡単ですよね。
しかし、ペットボトル湯たんぽを作る際にも注意点がいくつかあります。次で詳しく解説します。
ペットボトル湯たんぽを作る際の注意点
ペットボトル湯たんぽを作る際の注意点は次の3つ。
- 耐熱容器を使用する
- 熱湯を注がない
- 蓋をきちんとしめる
それぞれ説明します。
注意点1.耐熱容器を使用する
上記で少し話しましたが、ペットボトル湯たんぽを作る際は必ず耐熱性があるペットボトルを使用してください。
耐熱性がないペットボトルを使用してしまうと、お湯を入れた際に変形したり、溶けてしまいお湯が漏れる可能性があるので危険です。
各種ペットボトルの耐熱温度
耐熱性ペットボトル~約85℃
普通のペットボトル~約55℃
耐熱性があるペットボトルの見分け方としては、飲み口が白色のもの、またはキャップがオレンジ色のものを選んでください。
実際に触ってみたらわかると思うのですが、耐熱性があるペットボトルとないペットボトルでは作りが全然違います。
注意点2.熱湯を注がない
上記のことから耐熱性のペットボトルであっても熱湯を注ぐと損傷してしまう可能性があるので、お湯を沸騰させてすぐにペットボトルへ注がないようにしましょう。
お湯を沸かしたら少し時間をおき、お湯を冷ましてからペットボトルに注ぐようにしてください。
注意点3.蓋をきちんとしめる
ペットボトルからお湯がこぼれて火傷しない為にも蓋はきちんとしめてください。
熱いお湯を入れた際はペットボトルが少し変形する可能性もあるので、蓋をきちんとしめたつもりでも緩くなっているかもしれません。
お湯を入れたすぐはペットボトルをあまり傾けないようにしましょう。
ペットボトル湯たんぽのメリット
ペットボトル湯たんぽのメリットは以下の3つ。
- 簡単な材料で作れる
- 好きなサイズの湯たんぽを作れる
- 荷物を減らすことができる
それぞれ説明していきます。
簡単な材料で作れる
ペットボトルに必要な材料はペットボトルとお湯の2つだけ。
とても簡単な材料で作れます。
ペットボトル湯たんぽを直接肌に当てたくないという方はタオルや靴下も用意すると良いでしょう。
簡単に作れるのは余分な荷物を持っていく必要がなく、嬉しいポイントですね。
好きなサイズの湯たんぽを作れる
使用するペットボトルのサイズで、好きなサイズのペットボトル湯たんぽが作れます。
小さめの湯たんぽを作りたい方は小さめのペットボトルを使用すればいいですし、大きめを作りたかったら、大きいサイズのペットボトルを使用すればいいので、自由にサイズを変えられます。
自分が温めたい場所や用途に合わせて、ペットボトルの大きさを選んでください。
小分けにして複数作るのもアリ!
荷物を減らすことができる
上記でも紹介したようにペットボトル湯たんぽはペットボトルやタオルなどキャンプに行く際には大体持っていく材料でできます。
そのため、湯たんぽという荷物を持って行かずとも暖房アイテムを作ることができるので負担になりにくいかと思われます。
効果的に体を温めるには太い血管が通っている所に当てる
太い血管が通っているところをペットボトル湯たんぽで温めることで体を効果的に温めることができます。
以下の5箇所を温めることで効率的に体を温めることができます。
- 太もも
- 脇
- 首元
- 股
- お腹
温める際は直接肌に当てるのではなく、洋服の上からか、ペットボトル湯たんぽをタオルや靴下で包んで温めると心地よいですよ。
体が温まりやすい箇所を知り、効果的に体を温めてください。
まとめ:湯たんぽは簡単に自作できる
今回の記事ではペットボトル湯たんぽの作り方を紹介しました。
ペットボトル湯たんぽはペットボトルとお湯で簡単に作れます。
キャンプであまり荷物を増やしたくないという方はペットボトル湯たんぽに作り方を知っておくことで寒い時でも持ってきている材料で手軽に温まることができます。
ぜひこの記事を参考にして、寒いキャンプの夜でも快適に過ごしてください。