2020年にサバティカルから2ルームテント『アルニカ』が発売されました。
コロナウイルスの影響で発売が延期されていましたが、先日遂にオンラインストアで販売開始されました。(2020年4月13日)
その人気はアクセスが集中しすぎてサイトに接続できないほどで、販売開始5分ほどで売り切れになってしまったのですが、我が家は奇跡的に初販売のタイミングでゲットすることができました。
この記事ではアルニカの再販情報や抽選倍率、そして実際に使ってみて感じたアルニカのメリット・デメリットについて解説していきます。
今のところ販売時期は不定期ですが、まだ購入したいと思っている方は是非参考にしてください。
アルニカ(サバティカル)の再販はいつ?購入方法は抽選のみ!
アルニカは現在A&Fの店舗、または公式オンラインショップでのみ購入可能です。
購入方法は抽選方式となっており、買えるかどうかは運次第となっています。
販売の周期は不定期で、公式サイトを随時チェックしなければいけません。
現在はほぼ毎月販売されています。抽選販売に変わりはありませんが手に入れられる可能性は高くなっています!
タップで今までの販売時期を見れます
- 2020年7月
- 2020年9月
- 2020年10月
- 2020年11月
- 2021年4月(店舗販売のみ)
- 2021年5月
- 2021年11月(店舗販売のみ)
- 2021年12月
- 2022年1月(詳細不明)
- 2022年2月
- 2022年3月(店舗販売のみ)
- 2022年4月
- 2022年5月(店舗販売のみ)
- 2022年6月
- 2022年8月
- 2022年9月(店舗販売のみ)
- 2022年10月(店舗販売のみ)
- 2022年12月
- 2023年2月(店舗販売のみ)
再販情報はサバティカルホームページ内のNEWSページで都度更新されるので応募したい方は定期的にチェックした方が良さそうです。大体毎月末に販売情報が更新されています。
アルニカ(サバティカル)は当然予約もできない!抽選販売で勝ち取るしかない!
前述したとおり、アルニカは現段階で抽選販売のみでしか手に入れることはできず、予約することはできません。
毎月末に販売のお知らせが公式サイトでアナウンスされるので要チェックです。
サバティカルその他のテントも抽選販売
サバティカルにはアルニカだけでなく、モーニンググローリーTC、スカイパイロットTC、ギリアといった数種類のテントを販売しています。
どれも人気の為アルニカと同じく不定期に抽選販売を行なっています。ただどれも基本的には同時に販売されているので月末に公式サイトでチェックすれば販売状況を把握することができます。

サバティカルのテントはどれもかっこよくて全部欲しくなっちゃいます。
アルニカ抽選の倍率は不明|当選にコツは無い
サバティカル製品はどれも人気が高く、再販の際は応募数はかなり多い筈です。
実際の当選確率はどのくらいなのか、A&Fへ問い合わせてみました。
実際のやり取りのスクショがこちら。

残念ながら明確な答えは返ってきませんでした。
わかったことは毎回数百単位で販売していること。そして応募者数が毎回増えていっていることです。
サバティカルは評判が良く、どんどん知名度が上がり応募者数が増えていっているのでしょう。
今後も応募数が増えていく可能性が高いので早めに手に入れておきたいところです。
アルニカが大幅に値上げ
平素よりSABBATICAL製品をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
サバティカル
この度、新型コロナウイルス感染症を発端とする原材料高騰や物流費用の高騰などを受け、製品販売価格を維持することが困難な状況となりました。
つきましては、誠に心苦しい限りではありますが、製品の品質を維持するために2月1日より以下の通り価格改定を実施させていただきます。
2023年2月より、サバティカルのほぼ全ての商品が値上げとなってしまいました。新型コロナウイルスによる原材料の高騰や物流費の高騰などが原因なようです。
値段は99,800円。88,000円から大幅な値上げとなりました。
しかしそれでもこの性能。元々が安すぎたと言っても過言ではないように感じます。まだまだコスパの良いテントと言えるのでやはりアルニカはおすすめのテントです。
いつまでもアルニカが買えないなら他の2ルームテントを検討も
2ルームテントはレイサ6など他にも人気のモデルがたくさんあります。
アルニカの他にも良いテントは多く販売されており、2ルームテントならではのメリットは共通です。以下の記事でアルニカ以外のおすすめ2ルームテントを紹介しているので是非参考にしてください。

サバティカルアルニカレビュー|7つのメリットが

アルニカに感じたメリットは以下の7点。
- 構造が対称で向きを気にしなくていい
- インナーテントは前後どちらにも取り付けれる
- 収納袋が大きいので雑に畳んでも余裕でしまえる
- とにかく広い
- おしゃれなデザイン。レイサ6より格安
- 前後左右どこからでも出入り可能
- 充分な通気性を確保できる
※これから使っていくうちに更に増えるかもしれません。
ではひとつずつ説明します。

構造が対称で向きを気にしなくていい

このテントは前後・左右対称になっており、前方・後方という概念がありません。
特に初心者にありがちな向きを間違えて設営してしまう。ということもありません。
入り口にしたい場所に長手方向を向ければいいだけなので楽でした。
アルニカの外装(外側)についてはサバティカルの新作2ルームテントアルニカの外装機能を細かくレビュー!で詳しく解説しています。
インナーテントは前後どちらにも取り付けれる

アルニカは内部も前後左右対称になっています。
インナーテントをかけるリングも両端についているため、アウターテントの前後どちらにもインナーテントを取り付けることも可能です。
状況に応じて移動できるのは意外と便利ではないでしょうか!
もしインナーテントだけ別売りしてくれればインナーテントを2つ取り付けることもできますね。それってけっこう実用的じゃないですか?(ただの願望)
アルニカの内装(内側)については広い!快適!サバティカルの新作2ルームテントアルニカの内装を徹底紹介!で詳しく解説しています。
グランドシートは付属していない
アルニカにはグランドシートが付属していません。(してたら最高だった・・・)
グランドシートを敷かないとインナーテントが傷んでしまいます。それを防ぐためにグランドシートは用意するべきだと思います。
先日、ネットでアルニカのインナーテントにぴったりで約3500円とコスパも良いグランドシートを購入しました。以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

収納袋が大きいので雑に畳んでも余裕でしまえる

アルニカは片付けが非常に楽でした。
特に感じたのが収納袋にしまうのが非常に楽だということ。
テントを雑に畳んでかさばった状態でも余裕でしまうことができました。
僕のように大雑把で不器用な方でも苦労せず片付けることができるのはメリットのひとつですね。

コンプレッションベルトもあるからぎゅっと絞ることもできます!
収納袋は頑丈!
アルニカを使い始めて約2年が経過しました。収納袋はガンガン使っていますが今のところ大きな損傷無く活躍しています。(ハンマーや跳ね上げ用ポールも入れているので更に重くなっているにも関わらず)
とにかく広い
これは発売前からわかっていたことですが、やはり実際中に入ってみるとその広さを実感しました。
公式ページでは、インナーテント無しでシェルターとして使えば大人8~10人が快適に過ごせると記載していますがこれは本当で、それだけ広いスペースでした。
インナーテント自体も大人3人くらいなら寝れる広さで、夫婦キャンプを主とする僕達にはちょうどいい広さです。

子供ができてからでもずっと使える!


おしゃれなデザインでコスパも良い|レイサ6より格安

これを理由に購入を検討した方は多いはず。めちゃくちゃかっこいいですよね。
なんといってもノルディスクのレイサ6にそっくりで格安。というのが魅力的でした。
過去にレイサ6と比較した記事もあるので参考にしてください。

前後左右どこからでも出入り可能
アルニカは合計8面の出入り口があり、どこからでも出入りすることができます。
これにより、テント内のレイアウトは出入口のことを考慮しなくてもいいのが楽ですよね。
ちなみにインナーテントも4面開閉できます。
ファスナーも勿論、内外どちらからでも開閉することが可能です!
充分な通気性が確保できる

先ほど、どの面も開閉が可能と話しましたが、出入口は全て網戸(メッシュ)にすることができます。
夏なんかは全て網戸にしておけば通気性の確保と虫の侵入を防ぐことができるので非常に便利です。
インナーテントも全ての出入り口を網戸にすることができます。

季節によって対角だけ網戸にしたりもできるし汎用性が高い!
インナーテント・フライシート全てのシートは巻いた後カーテンのように括って留めることができます。

サバティカルアルニカに感じた6つのデメリット

アルニカに感じたデメリットは以下の6点。
- ランタンを掛けるフックが無い
- ベンチレーションが中から開閉できない
- 重量が約21キロあってかなり重たい
- 1人で組み立てるのは結構大変
- パネル跳ね上げには市販のポール・ロープ・ペグが必要
- グランドシートが付属していない
こちらもひとつずつ説明します。
ランタンを掛けるフックが無い
リビングスペースとなるフライシート内にはランタンをかけるためのフックがありません。

これは結構不便かも…?
対策としては
- ランタンをテーブル上に置く
- ランタンスタンドを使用する
- インナーテント取り付け用のリングにかける
これらの方法で解決はできるでしょう。
インナーテント取り付け用のリングを使う際はS字フック等があれば良いと思います。
ただし、テント幅の中心にかけることはできないので見栄えは良くないかも…?

リング間にロープを張るのもいいかも!
ベンチレーションが中から開閉できない

アルニカのフライシートには4か所にベンチレーションがありますが、テントの中から開閉することができません。これに関しては少し不便に感じました。
重量が約21キロでかなり重たい
購入前からわかっていましたが、アルニカはポール等の付属品を含めて総重量約21キロ。
実際に持ってみるとやはりかなり重いです。
男性ならともかく、女性には持ち運びが大変かもしれません。
しかし、収納袋に頑丈で大きめの取っ手が付いているので肩掛けも可能です。

肩掛けすることで両手も空き、何か一緒に運ぶことはできます。(無理は禁物!)

1人で組み立てるのは結構大変
アルニカを組み立てる時、1人でできるか挑戦してみましたが、中々大変でした。
特にメインフレーム(ポール)両端にクリップを差し込む時や、立ち上げる時が一人だと大変でした。
なのでこちらも女性には厳しいかもしれません。
まあ、そもそも取扱説明書には2人以上で組み立てること。と注意書きがあるので、黙って従うのが安全です。

パネル跳ね上げには市販のポール・ロープ・ペグが必要
アルニカはパネル(出入口のこと)を跳ね上げてキャノピーにすることができます。
日よけのためのキャノピーは天気が良い日には役立ちますが、跳ね上げる為のポール・ロープ・ペグは自分で用意する必要があります。

取扱説明書に記載しているように、すべてのパネルを跳ね上げるにはポール8本(1か所2本)とロープ16本(1か所4本)、それにロープを張るためのペグ16本(1か所4本)が必要になります。
ポールの長さは160センチを推奨していますがポールの長さがキャノピーの高さになるので身長に合わせて長さを変えると良さそうです。
追記:跳ね上げ用のポール買いました。
遂に我が家もパネル跳ね上げ用のポールを買いました。

サイド用がsoomloomの160cmポール。
正面がユニフレームの180cmポールです。
跳ね上げをすると快適さがかなり増しました。
以下の記事ではアルニカに適応する跳ね上げポールのおすすめを紹介しているので参考にしてください。

グランドシートが付属していない
前述しましたが、アルニカにはインナーテント用のグランドシートが付属していないのが少し残念な点です。インナーテントの底面を汚したくないなら自分でグランドシートを用意しなければなりません。
我が家で買ったグランドシートは値段が3,500円とそこそこ安く、サイズもぴったりでおすすめです。以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

以上がアルニカに感じたデメリットですが、正直致命的なデメリットは無く、強いてあげるなら!という6点です。(重たいのは大きなデメリットですが、構造上仕方ないですし)
まとめ:アルニカ(サバティカル)は総合的に凄く良いテント!
アルニカの抽選販売についてと実際に使ってみて感じたメリットとデメリットをまとめました。
想像してたようにメリットは多かったです!
なによりおしゃれでかっこいいのが嫁も大満足!

かわいいしかっこいい!
男女問わず使えるデザインだよね~!
デメリットは何を買っても何かしら付いてくることなのであまり気にしていません。
これから長く使うことになると思うので気づいたことは追記していきます。
他にもアルニカに関する情報をまとめた記事はこちらから
