\ PayPayポイント最大23.5%! /

鉄筋ランタンスタンド(ランタンハンガー)を1000円で作った方法

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

ランタンスタンド(ランタンポール)にランタンをかけてオシャレにしたい!
高い位置にランタンをセットすれば、もっと広範囲を照らすことができるしムードも出る!

と思ったので、DVERG×Mountain Mountainのオールドムーン。を購入しようかと考えました。


出典:楽天市場

ですが高いですね!オールドムーンに限らず既製品はなかなかの価格となっています。なのでランタンハンガーも含めて鉄筋ランタンスタンドの自作に挑戦することにしました。(写真のように地面に打ち込みをして使うタイプです)

結果的に材料費1000円くらいで完成しました!

鉄筋ランタンスタンド(ランタンポール)以外にもturk風の鉄フライパンも自作したことがあります。興味がある方は【製作記録】プレスとハンマーで鉄板からTurk風鉄フライパン自作!も読んでみてください。

今回は自作鉄筋ランタンスタンド(ランタンポール)の制作記録です。

スポンサーリンク
気になる見出しをタップ

ランタンスタンドは主に3種類|鉄筋で自作するならどれがいい?

ランタンスタンドには主に3タイプあります。

1:地面に打ち込みをして使うランタンポール←今回自作したのはこちら

自作 ランタンスタンド 鉄筋 アイアン ランタンハンガー ランタンポール
こちらは今回自作したものです。

地面に刺して使うタイプです。今回はこのポールタイプを選びました。シンプルさに魅力を感じたので!

2:地面に打ち込みをしない三脚タイプ

出典:アマゾン

三脚タイプは地面に打ち込みをせずに使えます。
置くだけなので打ち込みができない環境でランタンを使用するならこちらが良いと思いますし、安定感もあります。しかし打ち込み式に比べてスペースを取るというデメリットもあります。

また、脚の開閉の構造を自作するのは僕には難しいので却下。

3:クランプタイプ|テーブルに挟んで使用する

クランプタイプはテーブルに挟んで使います。
今回欲しいランタンスタンドとはまた趣旨が違うので却下しました。

まずは自作鉄筋ランタンスタンド(ランタンハンガー)の図面を描きました

最初に自作ランタンスタンド(ランタンハンガー)の図面を描きました。

今回自作するランタンスタンドはシンプルな構造ですから、すぐに描き終えました。

ぱら

ランタンポールを作るのは自分なので、自分が分かる図面ならOKです。

参考にしたのは最初に紹介したオールドムーン。あとはInstagramで見かけたdiyのランタンスタンド(ランタンハンガー)もヒントにしています。

鉄筋ランタンスタンド(ランタンハンガー)の自作開始!|鉄筋も安いです

ついにランタンポールの自作スタートです。今回使用する材料がこちら

使用材料
  • 10Aの鋼管(貰い物)※理想は内径が9~10㎜位のものが良いです。(10Aは内径12.7㎜)
  • Φ9mmの丸鋼:2M~約360円
  • Φ13mmの鉄筋(異形丸鋼):2M~約500円
  • M10ナット:2個:単品で買えれば数十円(10Aの鋼管を使用する場合に必要となります)

この4点です。(ナットの必要性がよくわからないかもしれませんが、読んでいけば理解できるはずです)

材料費は1000円以内に収まりました(今回の鋼管は貰い物ですが10mmで300円しないくらいです)。
また、鉄筋は少し高いというイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実際には安いです。

※鋼材には他にも色々な種類があります。ランタンポールをはじめdiyの幅が広がります。詳しくはDIYでよく使う鋼材の種類と材質。鋼(鉄)とステンレスの違いとは?で解説しています。

鉄筋ランタンスタンド(ランタンハンガー)自作手順1:材料の切断

高速カッターで材料を必要な寸法に切断します。

日立の高速カッターは性能・安全性共に優れていておすすめです。

※高速カッターが無くてもグラインダーがあれば切断可能です。

鉄筋ランタンスタンド(ランタンハンガー)自作手順2:材料を曲げる

手順1で切断した材料を、万力を使って曲げます。万力が無くても割と安く購入できますよ。

まずはランタンフックから。

これまた材料が細いので熱をかけなくてもラクラク曲げることができて微調整も簡単でした。
(そう考えるとランタンスタンド・ランタンハンガーって自作向きなのかもしれませんね)

曲げた物がこちら。

「鉄筋と接続したときにフックと重心が一直線になるようにすること」が曲げのポイントです。

ぱら

ここが上手くいかないと不安定なランタンポールになってしまいます。

続いて下段用のフックも曲げました。

これは正直あまり上手くいきませんでした……。ランタンフックで成功して油断したかもしれません。

下段用フックを後日修正しました

下段用フックは正直おまけのような物なのでテキトーになってしまいましたが、実際使うと雑さが目立つので修正しました。

叩いて修正しました。

鉄筋ランタンスタンド(ランタンハンガー)自作手順3:鋼管(単管)溶接

ランタンフックとクッカーフックを差し込む鋼管をそれぞれ溶接します。

こちらが鋼管です。

溶接しました。(あまり上手くありません……。)

100Vの家庭用溶接機でも充分溶接できます。溶接と聞くと難しそうに思えるかもしれませんが、誰でもできますよ。(ただしヤケドなどには気をつけてくださいね)

※家庭で使える溶接機のおすすめまとめ記事はこちら!

鉄筋ランタンスタンド(ランタンハンガー)自作手順4:単管の内径を細くする為、両端にM10ナット取付け

先ほど溶接した鋼管は10Aというサイズで、内径が12.7㎜。ここに差し込むランタンフックはΦ9㎜なので最大3.7㎜の隙間が生じてしまいます。小さな隙間に感じますが、これだけでフックがぐらつき安定しません。

これを解決する為に自分の中で浮かんだ案は3つ。

・単管に穴をあけボルト通し、丸鋼を締め付けて固定する構造にする。
・単管を今より細い物に交換。
・単管両端にM10のナットを溶接する。

1つめは一番楽ですが見た目が気に食わないので却下。※そもそもイメージ付きにくい説明ですが気にしなくて良いです。

2つめは溶接を剥がしたりと手間がかかるので却下。

3つめは上手くやれば一番効率が良い!

ということで3つ目の案を採用。

M10のナットですが、Φ9mm丸鋼が入らなかったので内側をほんの少し削りました。(丸鋼を削る方法でも可能です。)

ナットを溶接し、ナットの角をグラインダーで落として形を馴染ませます。

僕は結構粗削りですが、紙やすりなどで丁寧に削ればもっと綺麗になります。

これで内径を約10mmにすることが出来ました。

鋼管が8Aならナットを付ける必要がありません。

今回、僕は10Aの鋼管を貰ったのでそれを使用しましたが、8Aの鋼管を使えば内径9.2㎜なのでナットを付ける必要がないと思います。おすすめは8Aの鋼管です。

鉄筋ランタンスタンド(ランタンハンガー)自作手順5:鉄筋の先端を尖らせる(打ち込みのため)

グラインダーを使って鉄筋の先端を削り、尖らせます。
こうすることでランタンフックを地面に打ち込み、自立させることができます。

あんまり尖らせても危険なのでとりあえずこれくらいで。打ち込みがしにくかったら、もっと尖らせます。

ここでもグラインダーが役立ちました!色々と自作する上で欠かせませんね。

関連:【DIY初心者】大活躍の最強電動工具、ディスクグラインダーの使い方。

関連:DIY初心者が最初に揃えた方がいい万能道工具!キャンプギアを自作しよう!

自作ランタンスタンド(ランタンハンガー)の部品完成!分割構造でコンパクトに

これでランタンポール(ランタンハンガー)の部品が全て出来上がりました。

鉄筋に溶接してある単管に各部品を差し込んで使う構造にしました。
ランタンを使わない時は部品を外してコンパクトにできるようにしているわけです。
(取り外せない形式だと普段邪魔になると思います)

ランタンポールの自作に関する問い合わせやアドバイスは僕のTwitter(@parafamcamp)までお願いします!

自作鉄筋ランタンスタンドを塗装

塗装には見た目をかっこよくさせるだけでなく、ランタンポールを保護する効果もあります。

今回はスプレーで塗装しました。スプレータイプの塗料はムラなく塗れるので自作初心者にもおすすめです。

ちなみに塗ったのは私!女性でも簡単ですよ!

自作鉄筋ランタンスタンドをキャンプで使ってみた!|地面に打ち込み!

自作鉄筋ランタンポールをキャンプで使ってみました!地面に打ち込みましたが、安定しています!
ランタンをかけてもぐらぐらしませんでした。一安心。

鉄筋で作った自作アイアンランタンスタンド

ちなみに使用しているランタンは「ヴェイパラックスm320」です。ずっと欲しくて憧れていたランタンでした。

※このランタンについてはヴェイパラックスm320点火。明るさや使い方、マントル交換方法解説。で紹介しています。

夜はこんな感じ。サイトを明るく照らしてくれますし、ランタンポールそのものもかっこいいですよね!(自己満)

自作ランタンスタンドを実際に使ってみたら想像以上に最高!

【補足】鉄筋ランタンスタンドを自作するときのポイント5つ

  1. 軽くて持ち運びやすい
  2. 安く自作できる
  3. ぐらぐらしない
  4. 高さ調整ができる
  5. 違う大きさのライトやランタンを吊るせる

あなたがランタンスタンドを自作するときの参考にしてもらえると嬉しいです。
ランタンスタンドには色々なタイプがあるので、どんなものをdiyしようか迷うと思います。でもこの5つを意識すると成功しやすいですよ。
(まあ値段にこだわらないなら2は必須ではないですね)

【補足2】簡易ランタンスタンドの自作手順

実は工具を使わずにパパっとランタンスタンドを自作することもできます。
「今度キャンプをするけれどdiyにはあまり興味がないし……。でもわざわざ高いランタンスタンドを買うのも……」という方におすすめの方法です。

用意するものは5つ。

  • ペグ(長いものがいいです)
  • ランタンハンガー(ポールに引っかけられるもの)
  • 杭(120センチくらい。防獣杭などが良さそうです)
  • コードを止めるためのマジックテープタイプのバンド(ケーブルタイ)3~4個
  • ハンマー(地面への打ち込みに使います)

製作手順は以下の通りです。

  1. 地面にペグを打ち込む
  2. ペグの横に杭を立てる
  3. 3~4個のケーブルタイで巻いてペグと杭を固定します
  4. 好きな高さにランタンハンガーをセット

これで完成です。

ただ、あまり重さに強くありませんからLEDランタンを使うことをおすすめします。

【補足3】ランタンスタンドの雰囲気を重視するなら木材で自作するのもおすすめ

また、木材を使ってランタンスタンドを自作することもできます。「木材の方が良いムードになるかも……」と感じる方におすすめです。

ただ、木材にドリルで穴を作ることになるので、鉄筋に比べると難易度が上がると思います(そもそも僕は木材のランタンスタンドを作った事がないのであまり詳しくありませんw)

まとめ:自作鉄筋ランタンスタンド(ランタンハンガー)は簡単にできる!

鉄筋ランタンポールを自作するのは思ったよりも簡単です!

材料も安く揃えることができます。僕の場合は1000円以内でした!

材料の加工も道具さえあれば全然難しくないので、DIY初心者にもおすすめです!

ぜひあなたもチャレンジしてみてください!

僕のこれまでのDIYはDIY初心者でも作れた自作キャンプギア達をまとめて紹介!DIYのメリットも!で紹介しています。よければこちらも読んでくださいね。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

参考になったと思ったら是非シェアしてください!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
気になる見出しをタップ