キャンプ好きにとって悩ましいのが道具選び。ネットで見るだけでも数えきれないほどの種類の道具があり、どれが良いのかわからないですよね。
キャンプ道具は物によりますが、決して安い買い物ではありません。「買ったはいいけどいざ使ってみたら全然自分に合わない…」という失敗はできれば避けたいものです。
結論から言うと、『キャンプ道具は必要に感じたら都度買い足していく』のが1番無難です。と言っても失敗したという声の多い道具を知っておきたいですよね。
そこで本記事では「それ買ったら失敗するかも!?」って物や、「今は必要ないんじゃない!?」というものまで、『買わない方がいいもの』や『優先する必要はない』キャンプ道具を紹介します。是非道具選びの参考にしてください。
結局使わなくなるかもしれない道具
買ったはいいけどだんだん必要無くなってくる道具は以下の4点が代表的です。
- サイズの大きい椅子やテーブル
- 安物の寝袋
- エアーベッド
- 大きなスパイスボックス
それぞれ理由を説明します。
収納サイズの大きい椅子やテーブル
ひとつに2人以上が座れるベンチタイプやふたつに折り畳むだけの椅子は収納サイズが大きく、物によっては重たいためだんだんと使わなくなっていったという方は多いです。
我が家もキャンプデビューしたばかりのころは二つ折りの木製の椅子を使用していたのですが、大きいし重たいのでいつしか使わなくなってしまいました。
機能や見た目がよくても運ぶのが面倒になってくるんですよね…。
また、椅子に限らずテーブルも収納サイズが大きいと結局キャンプに持って行かなくなる傾向があります。
キャンプ道具を選ぶ際は収納サイズも考慮するのがおすすめです。小さいほど楽になりますよ。
ちなみに現在我が家で使用しているカインズのリラックスチェアはコンパクトでコスパも良くとても優秀です。かなりおすすめできるので以下の紹介記事も併せて読んでみてくださいね。
安物の寝袋
キャンプで睡眠の質はとても重要になってきます。よく眠れないと次の日とスケジュールにも支障がでますからね。
とりあえず…と安い、内側もナイロン製の寝袋を買うと恐らく後悔します。肌触りも良くなく、少し冷えるだけで寒くて寝れないなんてことも。
キャンプを長く楽しもうと考えている方は少し高くてもいい寝袋を買うことをおすすめします。
キャンプで優先すべきは居住性や睡眠だと個人的に考えています。
エアーベッド
寝具の中でよく後悔したとの声を聞くのがエアーベッド。
家のベッドみたいで最高じゃん。と買ったものの横になると沈みが大きくて腰を痛めやすいし、膨らませるのも大変です。(電動のポンプを使えばこのデメリットは解消できます。)
また、穴が開いてしまうともう使えなくなるというのも気を使います。
今はエアーマットよりも自動で膨らむインフレーターマットの方が主流です。我が家で使っているクイックキャンプのインフレーターマットはコスパも良く、何年も愛用しているアイテムです。気になる方は以下の紹介記事を読んでみてください。
木製の大きなスパイスボックス
調味料を入れるスパイスボックスは木製の物に憧れて自作したことがありました。
当初は大満足で、そんなに調味料を持って行かないのに毎回このスパイスボックスを持って行っていました。置いてあるだけでおしゃれですからね(自己満足)
しかし2つのボックスを開閉するだけなので収納サイズが大きく、だんだん邪魔に感じてきて今では出番が減りました。
おしゃれ度は抜群なのですが、やはり最終的にはコンパクトさを求めてしまいますね。布製や木製だとしても小型のものを選ぶことをおすすめします。
収納サイズは結局小さいのを求めてしまう。
優先順位が低い道具
良い道具だけど必需品ではなく、優先順位が低い道具は以下の4点です。
- バーベキューコンロ
- 鉈・斧
- トライポッド
- スタイルに合わないアイテム
こちらもひとつずつ説明します。
バーベキューコンロ
キャンプと言えばバーベキュー!なイメージが強いですが、意外にもあまり使わないのがバーベキューコンロです。
なぜなら焚き火やカセットコンロ、バーナーで調理した方が料理の幅も広がるし、サイズもコンパクトに収まるからです。
ガスを使う道具は何もかも楽です!
我が家もキャンプを始めた初期にユニフレームのタフグリル600を買いました。汎用性が高く、非常に良いアイテムなのですが、収納サイズが大きいことや重いことから次第に持っていく回数が減っていきました。
恐らくキャンプの経験を重ねるうちに出番は減っていくと思います。必要な時が来たら購入を検討するといいでしょう。
庭でバーベキューとかするなら買っておかなきゃダメですね!
鉈・斧
焚き火の為の薪割りで鉈や斧を使うとやはりかっこいいですよね。
しかし最初はナイフだけで充分だと思います。現に我が家はここ2~3年ナイフしか使っていません。(本格的な薪割りをしていないこともあるが)
ナイフは本当に万能です!
斧や鉈を買うのはキャンプに慣れてきてからでも遅くないと思いますよ。ちなみに斧と鉈は同時に揃えずに、どちらかだけ買うようにしてください。
トライポッド
主にダッチオーブンを吊るして焚き火での直火調理を可能とする道具です。これがあるだけでキャンプの雰囲気が格段に良くなりますね。
しかしそのワイルドさに憧れて買ったものの、「そもそも料理をそこまで本気でしなくて結局使わなかった」「思ったより使いにくい」という声も多いです。
雰囲気抜群アイテムで最初に導入したい気持ちはわかりますが、優先順位は低いでしょう。
スタイルに合ってないアイテム
SNSなどで色々なキャンパーさんの道具を見ていると、なんでもかんでも欲しくなってしいますよね。
しかし、その気持ちを抑えてまずは自分のスタイルに合うかよく考えましょう。
例えばソロキャンメインなのにグルキャンで使うような道具だったり、ロースタイルなのにハイスタイル向きだったりと、「よく考えたら必要ないな」ってことは自分もよくあります。
キャンプ道具は衝動買いしてはいけませんね(笑)
必要になったら買い足して行くのが無難!?
8つの買って後悔しそうな道具を紹介しました。
- 収納サイズが大きい
- 寝心地の悪そうな寝具
- 持っている道具で代用できそうな物
- スタイルに合わない道具
今回紹介した道具以外にも、上記に当てはまる道具は慎重に検討したほうが良いでしょう。
なるべく失敗することがないように本記事を道具選びの参考にしてくださいね。