キャンプ=焚き火
近頃のキャンプのイメージではないでしょうか。しかしもう焚き火をするのはやめたという方もいるようです。
なぜやめたのか。理由としては体や服に臭いが染み付くことやテントなどに穴をあけてしまった苦い経験からのようです。
本記事では焚き火をやめた理由を上記含め5つ紹介します。できる限りの対策も紹介しているので焚き火に不安を感じる方も読んでみてくださいね。
焚き火をやめた理由
キャンプで焚き火をやめた人は主に以下の5つが理由のようです。
- 臭いが染み付く
- 道具に穴が空くのが嫌
- 面倒になった
- 道具を減らしたい
- 別に癒されない
それぞれ解説します。
臭いが染み付く
焚き火で発生する煙で服や体、髪の毛などに臭いが染み付いて不快になるというのが1番多い理由です。
なかなか自分では気づかなく、他人に指摘されてショックを受けたという方も。
臭い対策についても後半で紹介しているので読んでみてくださいね。
道具に穴が空くのが嫌
焚き火によって舞った火の粉でテントやタープなどに穴があいてしまったことから、焚き火をするのをやめた方もいます。
テントやタープは決して安いものではありませんし、大事に使っている方ほどショックですよね。
面倒になった
焚き火の火起こしや処理が面倒になってしまい、やめてしまった方もいます。
細かい薪から火を育てるのは醍醐味でもあるとは思いますが、人によっては面倒に感じることもあるでしょうね。それに処理が面倒なのもわかります。ちなみに、以下のリンクで焚火の付け方、焚火の後始末の仕方を解説しているので気になる方は読んでみてくださいね。
道具を減らしたい
焚き火をするということは必要な道具も増えるということ。
- 薪
- 焚き火台
- その他もろもろ
出来るだけ荷物を減らす為に焚き火をしなくなった方もいるようです。
別に癒されない
そもそも焚き火をしたいと思わない。別に癒されないよ?という方もいますよね。
別に焚き火をしなくちゃいけないというルールはないので全く問題ないと思います。
臭いの付着を防ぐ5つの対策紹介
焚き火に対して、1番の悩みは臭いではないでしょうか。そこで臭いの付着に対する対策を紹介します。
- 二次燃焼可能焚き火台を使う
- 風で臭いを飛ばす
- 消臭剤を使う
- 酸素系漂白剤や食器用洗剤で洗う
- どうでもいい服を着る
ひとつずつ解説します。
二次燃焼可能焚き火台を使う
二次燃焼という言葉をご存知でしょうか?
二次燃焼とは、発生した煙をさらに燃焼させることで、綺麗な煙を発生させることです。
二次燃焼をすれば臭いの付着を抑えることができるのでおすすめです。以下の記事で二次燃焼が可能な焚き火台を紹介しているので参考にしてください。
風で臭いを飛ばす
衣類についた臭いの原因は、服の繊維に臭いの元となる粒子が入り込むからですが、この臭いの粒子は風で飛ばすことが可能です。
キャンプ場の近くに温泉施設があり、そこのドライヤーを使うと効果的ですが、ない場合は服をバサバサと振っても効果がありますよ。
消臭剤を使う
ファブリーズなど、消臭剤を使うのも効果的です。手軽に使えるので便利ですよ。
酸素系漂白剤や食器用洗剤で洗う
焚き火の煙には油分がたくさん含まれている為、普通に洗濯するだけでは臭いが取れない場合が多いです。
洗濯で焚き火の臭いを徹底的に落とすには酸素系漂白剤を使用するのがおすすめです。オキシクリーンとかが有名ですよね。
酸素系漂白剤の他にも、食器用洗剤も効果的です。
洗面台にぬるま湯を張り、食器用洗剤を20cc程混ぜてそこに衣服を30分浸け置きしてみましょう。その後普通に洗濯すると臭いも脂汚れも綺麗に落ちているはずです。
どうでもいい服を着る
臭いを気にしないために、キャンプの時はいっそのこと臭くなってもどうでもいい服を着用するという手もあります。
アフターケアも必要ありませんし、臭いを落とすのに時間をかけたくない方にはおすすめですよ。(ただ他の物にも臭いが移る可能性があるかも?)
【火の粉対策】テントはTC素材がおすすめ!
焚き火で発生した火の粉によって、テントなどに穴があいてしまうのが怖いという方におすすめするのがTC素材です。
テトロン(ポリエステル)とコットンの混紡生地で火の粉が飛んでも穴が開きにくく、水に濡れると繊維の糸が拡張し目が詰まり、防水性が生まれる。ポリエステルの速乾性とコットンの通気性を組み合わせた生地。
価格は上がってしまいますが、火に強い、通気性も良し、防水性も良しと信頼できるスペックです。
以前に人気のソロ用ワンポールテントを調査したことがあるのですが、その時も人気のテントはTC素材のものが多かったです。
まとめ
焚き火をやめた方の理由をまとめました。
中には本当は焚き火をしたいけど、臭いが気になる、穴があくのが怖い。という方もいるでしょう。
そんな方は是非今回紹介した対策を実施してみてください。きっとまた焚き火を楽しむことができますよ。