長距離の運転をする時に、高速道路にあるサービスエリアで車中泊をするかどうか迷っていませんか?なんとなく怖いイメージがあり、車中泊をためらっている方もいらっしゃるでしょう。
実際、車中泊は危険が盛りだくさんと言っても過言ではありません。
この記事ではサービスエリアでの車中泊の危険性や注意点を紹介します。対策も紹介するので是非最後まで読んでくださいね。
サービスエリアでの車中泊は怖い?
サービスエリア自体は人通りが多く、車中泊をする場所としては比較的安全ですが、まずは車中泊自体の危険性を知っておく必要があります。
- 熱中症
- エコノミー症候群
- 窃盗や痴漢などの犯罪に巻き込まれる…などなど
1つ目は、熱中症や低体温症の危険性です。車中泊をしているときは、基本的にエンジンを切った状態にしておくため、エアコンを使用できません。窓を開けておくことも不審者に侵入されてしまうので、車内を閉め切った状態になります。そのため、車中泊では温度の管理が重要です。
2つ目は、エコノミー症候群です。ベッドや布団よりも狭い空間で寝るため、長時間同じ姿勢のままになります。日中も長時間運転して座りっぱなしなので、血流が滞りエコノミー症候群になりやすい状況です。水分補給をし、軽いストレッチや運動などを行いましょう。
3つ目は、窃盗や痴漢などの犯罪行為に巻き込まれる可能性です。人目につきにくい場所で寝ていることで、犯罪者からターゲットにされやすくなります。女性1人や子どもも含めた家族で車中泊をするときは、犯罪に遭ってしまわないか心配ですよね。また、サービスエリアの利用者同士のトラブルに巻き込まれることも考えられます。
これだけでも結構怖いですが、上記は車中泊に於いて起こりうる危険の一部に過ぎません。
以下の記事で車中泊の危険を8つピックアップしているのでこれから車中泊入門の方は是非こちらも呼んでください。
次からは犯罪やトラブルに巻き込まれないよう、安心してサービスエリアで車中泊ができるための注意点を紹介していきます。
サービスエリアで車中泊を行う時の注意点
サービスエリアで安全に車中泊を行うための注意点を4つ紹介します。
①ロックをかける
まずは車にロックをかけることです。不審者などが車に近づいてきても、ロックをかけておけばドアを開けられる心配がありません。窓もできるだけ閉めておいた方が安全でしょう。
さらに防犯対策を強化したい場合は、車内にいる状態でリモコンキーを使ってロックすることがおすすめです。この状態でロックしておけばセキュリティがかかり、万が一無理やりドアを開けられてしまった時には大音量でクラクションが鳴ります。そのため、防犯ブザーの代わりとなり、より安心して車中泊ができます。
②売店の近くなどを選び人気の少ない場所には停めない
車中泊をしている時に犯罪に巻き込まれないようにするためには、なるべく人通りの多い場所に車を停めましょう。売店やトイレの近くがおすすめです。
人気が少ない場所では犯罪に巻き込まれる可能性が高く、目撃者もいないと犯人の特定も難しくなります。ただし、あまりにも近い場所だと騒音や照明の明るさが気になるかもしれませんので、1列くらい空けた場所が良いでしょう。
また、車中泊をしていそうな車の近くに停めておくこともおすすめです。なぜなら、サービスエリアで寝るために停めているため、犯罪をする可能性が低いからです。お互いのプライバシーを守るためにも、車1つか2つ分は離れた場所に停めましょう。
③車内が見えないように目隠しをする
車中泊をする時に車の中の様子が外から見えないようにすることも重要です。車に何人乗っているのか、男性なのか女性なのかが分からないと、犯罪者もうかつに手を出すことができません。また、目隠し用のカーテンは性別が分からないような黒などにし、ステッカーやぬいぐるみなど女性らしい装飾は車中泊をする時には外しておくことをおすすめします。
④マナーを守る
車中泊をしている利用者同士のトラブルを回避するために、マナーを守りましょう。マナーを守らないことで、他の利用者から苦情を受けてトラブルになることがあります。楽しく車中泊をするためにも、必要最低限のマナーは把握しておきましょう。サービスエリアでの注意点は次の記事で詳しく紹介します。
サービスエリアでは車中泊を禁止されていませんが、マナーの悪い利用者が増えると将来的に車中泊を禁止する流れになってしまう可能性があります。
サービスエリアで車中泊をするなら対策を
サービスエリアでは安全対策をしていれば、怖い思いをせずに車中泊を行うことができます。ただし、不特定多数の人が出入りする場所なので、自分の身は自分で守ることは忘れずに過ごしましょう。ぜひ今回紹介した方法を意識して、車中泊にチャレンジしてみてくださいね。