冬にもキャンプや車中泊を楽しみたいという方はどんどん増えてきているように感じます。
しかし冬のアウトドアの最大の敵が寒さ。この寒さをどう凌ぐかがポイントとなってきます。
逆に言えば冬は装備さえ整えれば夏に比べて虫や人も少なく、のびのびとキャンプを楽しめるのが最大の魅力です。
澄んだ空気も最高です!
そこでおすすめするのが小型の電気ファンヒーター(セラミックファンヒーター)。小型だからと侮るなかれ。テント内で使えばかなり暖かくなります!
小型だから荷物にもなりにくいし、そこまで値段も高くないからおすすめです!
今回はそんなコスパの良い暖房アイテムである小型電気ファンヒーターのおすすめを4つ紹介していきます。是非参考にしてくださいね。
電気ファンヒーターを冬キャンプで使うメリットは5つ
電気ファンヒーターを冬キャンにおすすめする理由には以下の5つのメリットがあるからです。
- コンパクト
- 扱いやすい
- 安全性が高い
- 価格が低め
- 自宅でも使える
それぞれのメリットを詳しく説明します。
コンパクト
冬キャン定番の暖房アイテムと言えば石油ストーブや薪ストーブが思い浮かぶかもしれませんが、これらはサイズも大きくなかなかの荷物となります。
しかし電気ファンヒーターはサイズが小さめで持ち運びに便利なのがメリット。
コンパクトだから2台持ちする人もいるみたい!
また、電気ファンヒーターは燃料も不要です。キャンプの際はできるだけ荷物を減らしたいので大きなメリットですよね。
扱いやすい
電気ファンヒーターは操作が簡単で扱いやすいのもメリットです。
操作はスイッチ操作のみで弱・強など温度設定も可能。タイマー機能が備わっているものも多いので室温の管理がしやすいです。
扱いやすいは正義。
安全性が高い
電気ファンヒーターは安全性にも優れています。
冬キャンで最も注意しなければならないのが一酸化炭素中毒で、残念なことに毎年冬キャンプ中の一酸化炭素中毒で亡くなるというケースが起こっています。
しかし電気ファンヒーターは火を使わないので一酸化炭素中毒の危険がありません。
一酸化炭素中毒の危険が無い=換気が必要無いということなので効率的にテント内を暖めることもできます。
また、このタイプのファンヒーターは本体内部で熱を発生させるため、外側は熱くなりません。
そのため子供が触れても安全です。ファミリーでも使いやすいのが電気ファンヒーターですよ。
ただし送風部分には注意しましょう!
価格が低め
小型の電気ファンヒーターは割と安く買えるのが嬉しいメリット。
5000円前後で大体の物が買えます。
薪ストーブや石油ストーブだと安くても2万円以上はするイメージなので、単純に4分の1くらいの値段で買うことができます。(さすがに暖かさは劣るかもしれないけど)
寿命も長く、5年以上は持つとされているので、コスパに優れたアイテムです。
コスパ良いは正義。
自宅でも使える
電気ファンヒーターはキャンプに限らず自宅でも使うことができます。
我が家では普段トイレに設置してます!
我が家で使っているファンヒーターは人感センサーが搭載されており、トイレに入った時に作動するように設定しています。
普段は家で、キャンプに行く時も持っていけるアイテムなので重宝しますよ!
【デメリット】問題は電源サイトでしか使えないこと
便利なファンヒーターですが、キャンプで使うには電源(コンセント)が必要となります。
それだけがネック…
この問題の解決方法としては電源サイトを利用する他無いと思います。
電源サイトとは、電源が設置されている区画でキャンプができる場所のことで、電気ファンヒーターはもちろん、普段家庭で使う家電も使用できるので不足を楽しむというよりは快適なキャンプを求める方へおすすめのサイトです。
電源サイトなら寒い季節でも快適ですよ!
電源サイトのワット数上限は必ず確認!
ただし電源サイトと言っても家と同じようにバンバン家電が使えるわけではありません。
電源サイトの電源には使用電力の上限が決められており(大体1000W~1500W)それ以上の消費電力を必要とする家電を使うとブレーカーが落ちてしまいます。
小型電気ファンヒーターを電源サイトで使うなら必ず使用電力の上限と、ヒーターの消費電力を確認しましょう。電気カーペットなどを併用する場合はその分の消費電力も考慮しなければいけないので注意です。
例えばこのアイリスオーヤマのセラミックファンヒーターだと消費電力は弱で400W、強で800Wです。
これなら弱なら何かと併用できますし、単品であれば大体の電源サイトで強でも使うことができるでしょう。
ポータブル電源やUSB給電式暖房で電力分散
電源サイトの電源以外にもポータブル電源があれば電力の分散をすることができます。
ポータブル電源は値段は高いですが車中泊や災害時にも大活躍するアイテムなので持っておくと心強いです。
また、モバイルバッテリーで使えるUSB給電式の暖房を併用すればサイトの電源はファンヒーターに専念することができます。
USB給電式の暖房もコスパが良く、おすすめできるアイテムです。
おすすめのポータブル電源やUSB給電式暖房については以下の記事で紹介しているので是非読んでみてください。
おすすめの小型電気ファンヒーター4選
冬キャンプで使えるおすすめの小型電気ファンヒーターを4つ紹介します。
Housfurd:セラミックファンヒーター
- サイズ:高さ18×13×13cm
- 重量:0.84kg
- 出力:弱(500W)、強(1000W)
- タイマー機能あり(2、4、8hr)
- 転倒時自動電源OFF機能あり
- 温度過昇防止装置搭載
- 首振り機能あり
- 電源コード長さ1m
- メーカー保証あり(2年)
タッチパネルで近代的なデザインが特徴です。シンプルなので自宅でもキャンプでも馴染みますね。
90度の首振りが可能で、テント内を全体的に暖めることが可能。安全機能もしっかりしています。2年間の保証付きなのも◎。
レビュー数は少ないですが評価は高いです!
アイリスオーヤマ:JCH-M082T
- サイズ:高さ28×幅17.6×奥行き14.5cm
- 重量:1.8kg
- 出力:弱(400W)、強(800W)
- 転倒時自動電源OFF機能あり
- 温度過昇防止装置搭載
- 人感センサー搭載
- チャイルドロック搭載
- 電源コード長さ2m
先程も紹介したファンヒーターです。ホワイトでシンプルなデザイン。
弱モードで400W、強モードで800Wと消費電力も少なめでほとんどの電源サイトで使うことができます。
人感センサーも搭載しており、トイレや洗面所に置いておけばいちいち電源をON・OFFする必要がありません。(センサー機能をOFFにすることもできます。)
我が家もこれを使っています!普通に大満足!
アイリスオーヤマ:PDHM2-120TD1-T
- サイズ:高さ37.9×幅26×奥行き13.5cm
- 重量:2.5kg
- 出力:弱(不明)、強(1200W)
- 転倒時自動電源OFF機能あり
- 温度過昇防止装置搭載
- 人感センサー搭載
- チャイルドロック搭載
- 電源コード長さ1.8m
こちらもアイリスオーヤマのセラミックファンヒーター。木目調のデザインがアウトドアに合います。
高さがありますが、薄いので収納もしやすいサイズとなっています。
消費電力は最大で1200W。弱の消費電力が記載されていませんが、大体の物が最大の半分なので、600~800Wくらいだと思われます。キャンプで使うなら弱でしか使えないかもしれません。
値段は少し高いですが、ホワイトやピンクなどカラーによっては1000円程安くなります。
Sumeriy:セラミックファンヒーター
- サイズ:高さ18.5×幅18.1×奥行き14.7cm
- 重量:約1.2kg
- 出力:弱(600W)、強(950W)
- モード切替:ホワイトノイズ、ムードランプ
- タイマーあり(0.5~8hr)
- 転倒時自動電源OFF機能あり
- 温度過昇防止装置搭載
- 電源コード長さ:不明
使ってはいませんが、良さそう!と思ったのがこのファンヒーター。
サイズはコンパクトで持ち運びに便利、値段も3000円台と安いし消費電力も電源サイトにマッチします。
特徴的なのがホワイトノイズとムードランプという機能。
「ゆらゆらと灯りが揺れて、尚且つ音も出て焚き火気分」と使用者からは高評価です!
更にグレードを上げればBluetoothでスピーカーとしても使用可能となります。
グレードアップ版
値段も300円ほど高くなるだけなのでこちらの方がお得感は満載ですね。
まとめ:小型電気ファンヒーターは超おすすめ!
自宅でも冬キャンプでも活躍する小型電気ファンヒーター(セラミックファンヒーター)のメリットやおすすめ商品を紹介しました。
価格も低めで暖房能力も高い非常にコスパの良いアイテムとなっているのでかなりおすすめできます。
持っていない方は是非1台買ってみてはいかがでしょうか。