自然の中で食べる「キャンプ飯」は最高に美味しいですよね。
しかしキャンプ初心者にとってはキャンプ飯そのもののハードルが高く感じてしまうかもしれません。
その理由として「料理道具が揃っていないこと」「種類が多くて用意すべき料理道具がわからない」などが考えられます。
本記事では、キャンプ初心者向けに「用意すべき基本的な料理道具」を紹介します。おすすめ商品も併せて紹介するので是非参考にしてください。
調理器具は主に3パターン
キャンプに於いて、食材を調理する器具は基本的に以下の3つで行います。
- バーベキューコンロ・グリル
- ガスバーナー
- カセットコンロ
それぞれ解説します。
バーベキューコンロ・グリル
キャンプと言えば、バーベキューというイメージが強いかもしれません。バーベキューをするのであれば、「バーベキューコンロ」は必要不可欠です。
また、バーベキューコンロがあれば炭だけでなく焚き火での調理も可能です。焚き火は観賞用としても楽しむことができるので「バーベキューコンロ兼焚き火台」となるものをおすすめします。
おすすめ商品「ユニフレーム:タフグリルSUS-600」
我が家でも使用しているユニフレームのタフグリルSUS-600はオプションが豊富でバーベキューや焚き火だけでなく、おでんや鉄板焼きなど1台で様々な料理を楽しむことができる優れもの。また、素材がステンレスで非常に頑丈なのも魅力です。
以下の記事で詳しくレビューしているので是非参考にしてください。
ガスバーナー
ガスバーナーは、ガス缶を繋いで使うバーナー器具で、湯沸かしから調理まで幅広く使用できる便利な調理器具です。
シングルバーナーとツーバーナーの2種類がありますが、主に使われているのはシングルバーナーの方で、とにかくコンパクトで荷物を減らせるという点がメリットとなります。
おすすめ商品「スノーピーク:ギガパワーストーブ 地 GS-100AR2」
本体の重量は何と88gという驚異の軽さが特徴のシングルバーナーで、「胸ポケットに入る大きさ」をテーマにして開発された商品です。
ソロキャンは勿論、複数人のキャンプでもサブの調理器具として大活躍するでしょう。
カセットコンロ
家庭で使うイメージの強いカセットコンロですが、キャンプでも大活躍します。
上記で紹介したシングルバーナーもガスを燃料とした同系統の調理器具ですがカセットコンロはシングルバーナーに比べて五徳が大きい為、大きめの鍋でも安定して使えるというメリットがあります。
おすすめ商品「Iwatani:タフまる」
アウトドアでも活躍するカセットコンロとして1番有名と言っても過言ではないのがiwataniのタフまるです。
2重の壁が風を防いでくれます。燃焼に必要な空気はしっかり通る構造なので火力に不安もありません。
キャンプ料理で役立つツール類
キャンプ飯を楽しむ為には調理器具だけでなく、ツール類も揃っていると便利です。
たくさんの種類がありますが
- クッカー
- メスティン
- シェラカップ
- ナイフ
- カッティングボード
まずはこれらの5点は汎用性が高い為活躍するでしょう。ひとつずつ紹介していきます。
クッカー
クッカーは、野外で調理することを想定して作られた調理器具で、鍋やフライパンなどが薄く軽量に作られていて、その割に丈夫であるという特徴があります。
ハンドル部分は折りたためる為、非常にコンパクトに収納できるので、持ち運びもスムーズです。
おすすめ商品「コールマン:アルミクッカーコンボ」
お鍋やフライパン、蓋、ライスクッカー、ざる、計量カップまですべてセットになっているので、これを持っていけば様々な料理に対応ができます。
メスティン
メスティンとはアルミ製の飯盒のことで、炊飯から燻製や蒸し料理など多岐にわたって使うことができる優れものです。
キャンプ飯でお米を食べたい方には必需品レベルのアイテムで、ひとつあると便利ですよ。
おすすめ商品「トランギア:メスティン」
今ではたくさんのメスティンが販売されていますが、その元祖がトランギアのメスティンです。
シンプルながらに扱いやすく、我が家でも重宝しています。
シェラカップ
キャンプの際の皿や器としてよく疲れるのがシェラカップです。直火による加熱もできる素材のものが多いので、お湯を沸かしたり直接食材を入れて煮込むことも可能で便利なアイテムです。
目盛り付きの物もあり、料理の際の水や調味料の分量も計れるのでひとつあると重宝するでしょう。
おすすめ商品「キャプテンスタッグ:シェラカップ」
キャプテンスタッグの目盛り付きで直火も可能な万能シェラカップ。サイズも数種類あり、用途に合わせて使い分けることができます。(コスパもいいので複数買うのも痛くない!笑)
アウトドアナイフ
キャンプの際にアウトドアナイフが1本あると非常に便利です。
調理をする際ももちろん使えますし、薪割りや何かの細工でも活躍します。
おすすめ商品「モーラナイフ:ヘビーデューティー(ステンレス)」
アウトドアナイフといえばモーラナイフを浮かべる人も多いほど有名な商品です。
コンパクトながら刃厚3.2mmという厚さで調理から薪割りまでこなせる頑丈なナイフ。ステンレスなので錆びにくいという特徴もあります。
我が家でも2年ほど使っていますが全く劣化することなく活躍してくれています。
材質は他にカーボンがあり、ステンレスに比べて錆びやすいが切れ味が良いという特徴があります。
カッティングボード
キャンプの場合は、自宅のキッチンのような広い調理スペースが確保しにくいので、家庭で使うまな板だと食材を切るのに苦労することがあります。
しかし、比較的小型であるカッティングボードがあれば扱いやすいですし、見た目もオシャレでキャンプにマッチします。そのまま皿にしちゃっても映えるのでおしゃれキャンプを目指す方にもおすすめです。
【番外編】キャンプでは敢えてコーヒーミルで豆から挽いてみては?
絶対必要とは言いませんが、キャンプなどのアウトドアの際に、外で飲むコーヒーは格別です。
キャンプはゆったりと過ごす時間が長い為、敢えてコーヒーミルを使って豆から挽くという一手間を加えることで雰囲気や香りも相まってコーヒーをよりおいしく飲むことができます。
以下の記事ではおすすめのコーヒーミルや、コーヒーミルの洗い方・洗う頻度について解説しているので是非参考にしてください。
まとめ
キャンプ初心者向けに基本的なキャンプ道具を9つ紹介しました。
今回紹介したのはほんの基本的なアイテムで、キャンプで使える料理道具は他にも沢山あります。調理器具が豊富だと、料理できるメニューの幅も格段に広がります。
自分に合った料理道具を揃えて、是非キャンプ飯を楽しんでください。