今かなり流行っているキャンプ。テレビをつければキャンプの特集を見かけることが多々あり、本当に流行っているんだなと感じます。
しかし、これからキャンプを始める方にとって問題となるのが「揃える道具の多さ。」テントから小物まで、拘ればキリがないほど今では世の中に様々なキャンプ道具が販売されており、それらを一気に全て揃えるのは金銭的にも頭の容量的にもかなり大変です。
※キャンプ道具を揃えるなら初心者がキャンプに持っていくべき必需品15種。揃えるといくらになる?で必要な物をまとめています。
そこでまずコテージやバンガローに泊まってみるのはいかがでしょう?必要な道具はほぼ揃っており、準備が格段楽になるので特にキャンプ初心者にはおすすめです。
今回はコテージやバンガローのメリット・デメリットについて解説するので是非参考にしてくださいね。
コテージとバンガローの違いは?
まず始めにコテージとバンガローの違いについて説明します。両方とも宿泊施設に違いないのですが、実はこのふたつには明確な違いがあります。
コテージとは
出典:JTB
コテージは生活に必要な家具や家電が備え付けられている宿泊施設のことを表現することが多いです。
部屋は広く多く、キッチンやリビング、寝室やトイレ、バスルームなどもしっかり備え付けられている為普通に快適に過ごすことができます。部屋は綺麗で、おしゃれなシェアハウスをイメージするといいかもしれません。(少なくとも僕が行ったことがあるコテージは全ておしゃれでした)
コテージの外にはバーベキューができるスペースが用意されていることが多く、快適な生活を送りながらも手軽にアウトドアも体験できる為非常に人気です。
キャンプとは一味違った非日常感を味わうことができるでしょう。
バンガローとは
出典:暮らしーの
一方バンガローは、コテージに比べるとかなり簡易的な宿泊施設です。ベッドは勿論、シャワーやトイレも無く、間取りも大抵のバンガローは一部屋(6〜10畳)しかないと思います。学生の頃の行事で泊まった方も多いかもしれませんね。
場所によっては室内に電源があったり、エアコンがあったりもするので道具さえ持っていけば快適に過ごすことができます。
コテージのメリットは3点
コテージに泊まるメリットは以下の3点。
ひとつずつ説明します。
道具が揃っている
前述したようにコテージには生活に必要な家具・家電・調理器具・食器など全て揃っています。(中にはバーベキューコンロも貸し出している所もある)
従ってコテージに泊まる際に持っていくものは着替えくらいとなります。外で遊べるホテルなような感じですね。
※コテージによってある物は異なるので確認はしてくださいね。
小さな子供がいても快適
小さな子供がいるとなかなかキャンプ場ではゆっくりとできません。他の利用者に迷惑とならないか、怪我をしないか、常に見ているのは疲れるものです。
※子供は何歳からキャンプに連れて行くのがベストなのか、子供はいつからキャンプに連れて行ける?それは親の経験値次第!で解説しています。
しかしコテージなら他の利用者はいませんし、心配なら家の中で遊ばせることもできます。(テレビもあるので好きなアニメやゲームをやらせておくこともできますよ)
のんびりとアウトドアを楽しみたい親御さんにもおすすめなのがコテージです。
手軽にアウトドアを体験できる
ちゃんと設営できるのか、夜寝れるのか、周りの目が気になる…など、キャンプ初心者にとって不安は多いと思います。
コテージはすぐに室内に避難することができるので、軽くバーベキューを楽しみ後は室内で過ごすという手軽なアウトドアを体験できるのがメリットでしょう。炭を起こす練習になりますね!
関連:バーベキューでの炭の量は1人1kg1時間が目安。しかし条件で変わる。
コテージのデメリットは2点
コテージのデメリットは以下の2点です。
料金が高い
これだけ快適なコテージですので、利用料金は高めです。その場所によって異なりますが、大体10,000〜30,000円くらいが相場となります。
通常のキャンプは道具さえ揃えてしまえばあとはキャンプ場の利用料金くらいしかかからない(消耗品の購入費は都度発生するが)ので、回数を重ねたい方はコテージの方が好きという場合以外、やはり道具を揃えてキャンプに行く方が良いかもしれません。
本格的なキャンプには程遠い
コテージの魅力は快適な生活と手軽に体験できるアウトドアですが、その反面本格的なキャンプには程遠い過ごし方となります。
全くのキャンプ初心者になら良い経験になるかましれませんが、常に外で過ごすようなキャンプを楽しみたい方にとっては物足りなく感じでしまうかもしれません。
バンガローのメリットは3点
バンガローに泊まるメリットは以下の3点です。
ひとつずつ説明します。
コテージに比べて安い
バンガローは小屋を借りるだけでコテージのように家具や家電は揃っていませんが、その分利用料金は安くなります。
コテージ同様、場所によって異なりますが大体コテージの半額程度で利用できるイメージです。金銭的に優しく、ある程度の寝具があれば充分快適に過ごすことができるのでメリットと言えるでしょう。
コテージよりキャンプに近い
ほとんどのバンガローは室内に家具や家電が何も無いため、室内で過ごす時間が短くコテージよりも本格的なアウトドアを体験することができます。
言うなればテントが小屋になったキャンプです。テントは持ってないけどキャンプの雰囲気を味わいたい方にはバンガローはおすすめですよ。
キャンプより設営・撤収時間が短い
バンガローを借りた場合はテントやタープを持っていかなくても雨風や日差し、虫などを防ぐことができます。テントを張る必要が無いのでその分設営や撤収の時間を大幅に縮めることができます。
また、その分荷物も少なくなるのでその点もメリットですね。
中には棟ごとに炊事場や炉が設置されていてバーベキューコンロを持っていかなくても調理が可能な場所もあり、更に荷物を減らせることもありますよ。
バンガローのデメリットは管理面の不安
バンガローのデメリットとして強いて挙げるならば管理面の不安でしょうか。
僕が泊まったことがあるバンガローで蜘蛛の巣がすごくて虫もたくさんいるような場所がありました。あの時は本当に怖かった(笑)
バンガローは基本山のキャンプ場などにあり虫が現れるのは仕方ないのですが、もう少しなんとかしてよ…と思ってしまいました。
関連:ハッカ油の簡単虫除けスプレーの作り方とは?ハッカ油の用途もご紹介
大抵の場所はしっかり管理されていて、清潔だとは思いますが、念のため事前にクチコミなど調べてみると良いかもしれませんね。
コテージとバンガロー、泊まるならどっち?
コテージとバンガローどちらに泊まるのが良いのかは目的によって変わります。
快適さを求めるならコテージ
快適さや利便性を求めるなら断然コテージに泊まるべきでしょう。
バーベキューなどキャンプの定番を楽しむことができ、そういう雰囲気を体験することで自分が今後道具を揃えてまでキャンプにはまることができるか再確認することもできると思います。
よりキャンプに近い雰囲気を味わうならバンガロー
テントが小屋に変わるだけなのでキャンプに限りなく近いのはバンガローです。
面倒に感じる方が多い設営や撤収の時間を短縮でき、キャンプの楽しい部分をより楽しむことができるのでキャンプ入門として絶好の場となると思います。
まとめ:コテージやバンガローでキャンプ入門!
コテージやバンガローについて紹介しました。
いきなり道具をドカンと揃えるのではなく、まずはこれらの宿泊施設を利用してキャンプの雰囲気を味わってみるのもアリですね。