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【DIY】溶接で感電しない為に覚えておくこと。これだけで感電は無縁!

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DIYで溶接を使いこなすことができればかなり幅が広がりますね。

しかし、溶接といえば高電流で鉄を溶かすので「感電とか大丈夫なの…?」と怖がる方は少なくありません。

確かに溶接には様々な危険が潜んでいます。

ぱら

ヤケド、じん肺、感電…

ですが、逆に言えば対策さえしていれば安全に作業をすることができます。

今回は溶接中に感電をしない為の知識を簡単に解説します。

初心者でもわかりやすく説明しているので是非参考にしてください。

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感電の仕組み

感電とは、体のどこかから電気が流れ込み、どこかへ抜ける。つまり電気が体の中を通り抜けることで起こります。

例えば、溶接の通常の電気の流れはこのようなイメージです。

溶接機→溶接棒→母材(溶接の対象物)→溶接機

感電する場合はこのような流れになります。

溶接機→溶接棒→人体→母材→溶接機

ぱら

要は回路の一部になると感電するってこと!

そして上記の構図が成り立ってしまうよくある感電のケースが以下のパターン。

  • 溶接棒が誤って体に触れてしまう
  • ホルダーの充電部分に触れてしまう
  • 配線が剥き出しになっていて触れてしまう
  • 汗で濡れた手袋などから電気が伝わる

ここまで聞くと、溶接はかなり恐ろしいものと感じてしまうかもしれません。

しかし安心してください、あることに注意すれば感電のリスクはかなり低くなります。

それに最近の溶接機には感電を防止する機能が備わっていることがほとんどです。

絶縁された靴を履いていれば感電しない

ここまで話を聞くと「じゃあ鉄板の上で溶接をしている時に素手で鉄板上のどこかを触ると感電するのか?」と疑問に思ったかもしれません。

確かに溶接の電気が鉄板を伝って体を通り抜けそうですよね。

しかし、結論から言うと絶縁された靴を履いていれば感電はしません。

なぜかというと靴が絶縁されていることで電気が体を通り抜けることができないからです。

プロ用の安全靴はなかなかの値段ですが、DIYの場合安めの物を選んでも良いと思います。

勿論、これがもし鉄板上の濡れた部分を裸足で歩いていれば感電の恐れがありますので絶対にやめましょう。

あとは、靴が絶縁されているとはいえ、汗で濡れた体が母材に接触していると感電の危険があります。

DIYの場合、そこまで狭い場所や過酷な環境での作業は無いと思いますが、注意しましょう。

ぱら

体の中に電気の通り道を作らなければいいんだね!

ちなみに溶接工が夏場でも長袖長ズボンを推奨されているのは感電や、火傷を防ぐ為です。

無負荷電圧による感電を防ぐ

上記の感電パターンのほとんどは無負荷電圧による感電です。

無負荷電圧とは、電気器具を運転していない時の供給電圧のことです。

文字通り無負荷な為、その時に絶縁されていない部分に触れてしまうと感電する可能性がある。ということです。

自動電撃防止装置の有無を確認する。

無負荷電圧で感電しないために、自動電撃防止装置が備わっているか確認しましょう。

自動電撃防止装置とは、電源を入れてアークを発生させていない時に無負荷電圧を安全な電圧まで下げる装置です。

最近の溶接機は特に安全性を重視しています。

ですから、基本的に自動電撃防止装置は備わっているのですが、海外性の機械だと日本の規格に準じていない場合があります。

ぱら

義務化はされていないんだ。

従って、溶接機を買う場合は電撃防止装置が備わっているか確認したほうがいいでしょう。

その他の危険も潜んでいる!

溶接に潜んでいる危険は感電だけではありません。

簡単に鉄を加工できる分、一歩間違えれば様々な怪我をする可能性があります。

しかしそこまで恐れることはありません。

リスクにはそれぞれ対策が存在しており、それさえ守れば大丈夫ですよ!

ぱら

以下に溶接の危険ややりがいをまとめた記事を見つけたのでリンクを貼っておきます。非常に共感できました。

溶接工を辞めとけは偏見!きついところとやりがいや向いている人をプロが解説!

まとめ:DIYの溶接で感電することは稀!

溶接中の感電について解説しました。

要点のまとめ
  • 電気が体内を通り抜けることで感電する
  • 絶縁された靴を履けば基本感電しない
  • 念の為自動電撃防止装置の有無を確認する

DIYで溶接を行い、感電したという話は聞いたことがありません。(もしかしたらあるかも)基本的に溶接中に感電することは様々な要因が重ならないと無いと思われます。

ですが、リスクを減らす為に今回解説した対策をしっかり守ることをおすすめします。

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