主にスマホを充電するために使用するモバイルバッテリーですが、最近ではUSB充電式と言ってモバイルバッテリーの電力で動かす暖房器具等が充実してきています。
電熱ベストとかだね。
その為、モバイルバッテリーはキャンプなどのアウトドアでも活躍しています。
※便利なUSB充電式暖房は僕のブログ記事【良コスパ】4つのUSB充電式暖房器具で寒さ対策!車中泊やキャンプも安全快適に!でも紹介しています。興味があればこちらも読んでみてくださいね。
そんなモバイルバッテリーですが、適切な処分方法をご存知ですか?
よくわからんけど、きっと質感的に燃えないゴミなんじゃない?と思っている方は多いかもしれません。
しかし、モバイルバッテリーの正しい処分方法は原則リサイクルに出すことなんです。
本記事ではその理由や廃棄するタイミング等も解説します。是非参考にしてください。
モバイルバッテリーはゴミとして廃棄できない
現在のモバイルバッテリーは、リチウムイオン電池を使った製品が主流です。
このリチウムイオン電池は、過度な力が加わると発熱・発火する危険がある為、ゴミとして出すと収集車や処理施設での火災の原因になってしまうというわけです。
ですから、モバイルバッテリーのようなリチウムイオン電池を内蔵した物は正しい方法で廃棄しなければいけません。
※ 製品によっては他の電池を使用している可能性があり、それによって処分の方法が異なるかもしれませんので念のため確認しましょう。
基本はリサイクルボックス等で引き取ってもらう
上記の理由から、モバイルバッテリーは燃えるゴミは勿論、燃えないゴミとしても捨てることができません。
ではどうやって処分すればいいかと言うと、リサイクルボックスに投入して引き取ってもらうことが適切な処分方法となります。
リサイクルに出すと聞くと、なんだか面倒なきがしますね。しかし、リサイクルに出すことはそんなに難しいことではありません。
というのも、リサイクルを受け付けているのは何も専門の業者ではなく、
- 家電量販店
- 携帯ショップ
- ホームセンター
- スーパー
など、普段よく利用する場所で、リサイクル協力店として加盟している店舗であれば、店頭などにリサイクルボックスが設置されているのです。
あとはリサイクルボックスへモバイルバッテリーを投入するだけなので、とても簡単ですよね。
買い物ついでに処分することができるってことだね。
モバイルバッテリーの寿命は?
モバイルバッテリーの平均寿命は約2年程、300〜500回の充電サイクルだと言われています。
毎日使っていれば1年間で使えなくなる可能性も。
寿命が来てしまっても全く使えないというわけでは無く、今まで通り充電をすることはできるようです。
しかし、充電スピードが遅かったり本体の充電かすぐ無くなるなどの不具合が起こってきます。
こうなった場合はモバイルバッテリーの買い替えを考えた方がいいかもしれませんね。
劣化して膨張している場合は廃棄すべき
長い間モバイルバッテリーを使っているとバッテリーが膨らんでくることがあります。
これはリチウムイオン電池が劣化してくると電解質が酸化してガスが発生することが原因です。
ガスの逃げ場がない為、最終的にはバッテリーがパンパンに膨らみ爆発や発火の危険があるので、膨らみに気づいた時は使用するのをやめて処分することをおすすめします。
また、膨らみを改善させようとモバイルバッテリーを分解し、ガスを抜くことはやめましょう。
バッテリーを傷つけたり、衝撃による爆発や発火が起こる危険があります。
まとめ:モバイルバッテリーはリサイクル
モバイルバッテリーの処分方法について話しました。
- モバイルバッテリーはゴミとして出せない
- リサイクル協力店で引き取ってもらう
- 寿命は300〜500回の充電
- 膨らみが確認されたら使わない
超便利なモバイルバッテリーですが、処分する際は正しい手順で廃墟するようにしましょう。