車中泊は手軽にアウトドアを楽しめることや、宿代をかけずに睡眠を取れることから人気のカテゴリーですが、その分危険も伴います。
特に女性は要注意。実際、女性の車中泊をターゲットにした事件も過去に何度も起こっています。
今回は車中泊をするにあたっての注意点や防犯グッズなどを紹介したいと思います。是非参考にしてください。
女性の車中泊で実際に起きた事件
女性が車中泊をしている時に実際起きた過去の事件は以下の通り
- 2006年、姫路SAで、当時28歳の女性がわいせつ行為を受け、更に現金5万円が入った財布を盗まれる
- 2010年、九州で車中泊中の女性が首を絞められ殺害される
- 2019年、北海道で女性が車中泊中に殺害される
- 2021年、埼玉県で女性が車中泊中に車に侵入され性的暴行を受ける
- 2022年、滋賀県のとあるコンビニで仮眠をしていた女性がわいせつ目的で狙われる
上記はほんの一部で、実際には女性の車中泊が狙われる事件はたくさん起こっています。
自分は大丈夫と思わないこと
自分は大丈夫と思っていてもたまたま隣の車が危険人物かもしれませんし、事件に巻き込まれる可能性は0ではありません。
特に女性の車中泊には常に危険が潜んでいます。
次からは事件に巻き込まれない為の注意点などを紹介します。
女性が車中泊をする時の注意点6つ
上記で紹介したような、実際に起こった悲惨な事件に巻き込まれない為の注意点を6つ紹介します。
施錠と警戒心は大前提
まず大前提として『しっかりと施錠をする』『話しかけてきた人には警戒心を持つ』ことを徹底しましょう。
- 無施錠で仮眠を取っていた…
- 窓をノックされたのでつい話しをしてしまった…
というように、運転手自ら事件に巻き込まれるきっかけを作ってしまうことも。
運転席の施錠だけでなく、助手席や後部座席の施錠もしっかり確認してくださいね。
人通りの多い場所を選ぶ
車中泊や仮眠ができる場所は道の駅やSA(サービスエリア)、公園や道路の休憩スペースなど数多くありますが、『なるべく他の利用者がいる場所』を選びましょう。
道の駅やSAでの車中泊の場合、売店やトイレの近くだとある程度人通りもあり、車上荒らしや事件に巻き込まれる確率を下げることができます。
※ただし近すぎると騒音や明るさが気になって眠れない可能性があるので少し離れると良いですよ。
公園や道路の休憩スペースは基本的に人通りが少ないので静かに過ごすことは出来ますが、その分リスクも上がるので注意する必要があります。
睡眠時は車内が見えないようにする
車内を見えなくすれば、中にいる人の性別や人数がわからない状態になります。
また、相手からすれば中を確認できないことで車内に防犯グッズがある可能性も浮かび、これだけでも犯罪の確率をかなり下げることができます。
トイレに行ってる間や寝ている間に車内を覗かれて女性と気づかれないように、後部座席など全ての窓を目隠しするのが理想です。
ネットや車用品が売っているお店にカーテンやサンシェードなど、色々な種類が売っているので用意しておきましょう。
愛車の窓にジャストフィットも可能
1994年に創業し、以来車中泊アイテムを販売しているアイズという会社では車種別にジャストフィットするマルチシェードを販売しています。車内の目隠しを完璧にしたい人におすすめです。
以下の画像のようにメーカーと車種を絞って簡単に専用アイテムを探せるのでサクッとサイトを閲覧できます。
マルチシェード以外にも、ベッドやフロアマット、ゴミ箱など車内を快適にするアイテムを取り揃えているので是非一度チェックしてみてください。
\車内の目隠し完璧!/
車の乗り降り時も気をつける
施錠や目隠しなどを徹底しても、車の乗り降りの際に押し入られたら抵抗ができません。
乗車、降車どちらの時も周りを確認するようにしましょう。
防犯グッズを持っておく
スマホを枕元や手が届く距離に置いておくと、万が一何か事件に巻き込まれてしまった場合でもすぐに助けを呼ぶことができます。
また防犯ブザーなども役に立ちます。引っ張るだけで高い音が鳴るタイプやライトがついている物、GPS機能がついているものもあります。護身用にひとつ持っておけば便利です。
デザインが可愛い防犯ブザーも多いです。
また、防犯ブザーだけでは心もとない方は催涙スプレーなどもおすすめです。
SNSの投稿にも注意
上記のように車中泊をしているその場で注意すること以外に、SNSの投稿にも気をつけましょう。
○○に到着、○○通過など居場所がわかるような投稿など、あなたの投稿を見て女性1人とわかって近づいてくる危険人物もいるかもしれません。不特定多数の方が見ていると言うことを忘れずに。
女性が車中泊をする時は危険予知を十分に
車中泊はトラブルも多く、特に女性を狙った犯罪も多発しています。
- 施錠と警戒心を忘れない
- 利用者の多い場所を選ぶ
- 車内を見えなくする
- 車への乗り降り時も注意
- 防犯グッズを用意する
- SNSの投稿にも注意
自分は大丈夫と思わず、万が一に備えて防犯対策をしておきましょう。