象印のシームレスせんは業界初のパッキンがないステンレスマグで、使い勝手が良さから3年間愛用していますが、洗いにくいという弱点は否めません。
そこで、同じシームレスせんで構造上洗いやすそうな『キャリータンブラータイプ』を使ってみました。
キャリータンブラータイプには漏れやすいのでは?という不安の声が多いです。たしかに見た目はしっかり蓋が密封されているのか疑問に感じるデザインですよね。
結論、キャリータンブラータイプは正しく使えば漏れません。また、洗いやすく持ち歩きやすいため、非常に使い勝手がよくて胸を張っておすすめできます。
この記事では象印のシームレスせん、キャリータンブラータイプを詳しくレビューします。メリット・デメリットはもちろん、通常のステンレスマグタイプとの比較しあなたがどちらに向いているかも解説します。
ステンレスマグタイプについてはこちら
象印:キャリータンブラータイプのスペック
キャリータンブラータイプのスペックをさくっと紹介します。
サイズ | 300ml、400ml |
タイプ | ・ハンドルタイプ ・フリップタイプ |
重量 | 200g、230g、260g |
カラー | 5種類 |
キャリータンブラーはハンドルタイプとフリップタイプの2種類が展開されています。
ハンドルタイプ | 洗いやすさと持ちやすさに特化 |
フリップタイプ | ワンタッチで飲みやすさに特化 |
両者の違いはこのようなイメージです。(この記事ではハンドルタイプを中心に紹介します)
キャリータンブラータイプは漏れるのか?
「キャリータンブラータイプは漏れやすいのではないか?」「実際に使ってたけど漏れる。」という不安や低評価の声は少なくないです。
気になっているけど漏れやすいならいらない…と思いますよね。
しかし、正しい使い方をすれば漏れることはありません。
正しい使い方といっても、飲み物を入れる量を適切にするだけです。
ボトルの内側に飲み物の限界量を表す水位線があります。この線を超えるまで飲み物を入れてしまうと、溢れてしまったり漏れてしまうと取り扱い説明書にしっかり書いてあります。
これさえ守れば部品が損傷していない限り漏れることはありません。そもそも開発段階で漏れるかどうかの試験くらい必ずしていますし、それで漏れるのであればまだ販売されていないはずです。
信頼できる象印です!安心して買ってOK!
キャリータンブラータイプのデメリットは4つ
キャリータンブラータイプに感じたデメリットは下記です。
- 蓋裏に付いた飲み物が垂れる
- 飲み口が露出している
- 容量種類が少ない
- ボトル内は少し洗いにくい
強いて言うならこの4つです(正直僕自身デメリットに感じていません)
蓋裏に付いた飲み物垂れる
キャリータンブラータイプは、蓋を開けた時に蓋裏に付いた飲み物の雫が垂れやすいと感じました。
バッグなどに横にして入れた場合は蓋を開ける時に注意が必要です。コーヒーなど汚れが目立つ飲み物が服に垂れると激萎えです(笑)
慣れれば問題ありません!
飲み口が露出している
キャリータンブラータイプは蓋を閉めても飲み口が露出しています。
飲んだ後に濡れた状態で飲み口が露出するので、置いておくだけで空気中の埃やゴミが付着する可能性があります。
これが気になる人には正直おすすめしません。
容量種類が少ない
キャリータンブラータイプの容量は300mlか400mlの2択しかありません。(2023年10月現在)
もう少し大容量が欲しかったという意見は多く、それを望む声もよく聞きます。
今後実現するかもしれませんね!
現段階では、もっと大容量を求めるのであれば480mlや600mlを展開するステンレスマグタイプを選びましょう。こちらもとてもおすすめです。
ボトル内は少し洗いにくい
キャリータンブラータイプは、蓋の方は洗いやすいのですが、ボトルの中は人によっては手が届かなく、洗いにくいと感じるでしょう。
このデメリットに関しては世の中のボトル全てに共通することなので、この製品が特別悪いわけではありません。
対策としては、ボトル用のスポンジを使うか小容量で少しでも浅いサイズ(300ml)を選ぶ方法があります。
キャリータンブラータイプ5つのメリット
キャリータンブラータイプに感じたメリットは以下の5つです。
- 洗いやすさがピカイチ
- 持ちやすい
- 保温・保冷力は当然高い
- 飲み口の口当たりが良い
- 性別問わず使えるシンプルなデザイン
それぞれ解説します!
洗いやすさがピカイチ
キャリータンブラータイプの最大のメリットは洗いやすさにあります。
これまで使っていたステンレスマグタイプは蓋裏に深い溝があり、どうしてもスポンジだけでは綺麗に洗えませんでした。
しかし、キャリータンブラータイプは蓋裏のパッキン部分が剥き出しになっている構造なので、スポンジだけで簡単に洗えます。
洗うストレスがないのは最高です。
持ちやすい
キャリータンブラー(ハンドルタイプ)は蓋に取っ手がついています。
指に引っ掛けて簡単に持てるほか、手が滑って落としてしまうリスクも低いです。
引っ掛けて保管もできるので、仮に汚い場所でも汚さずに使用できます。
また、この取っ手のおかげで開け閉めしやすいのも地味に嬉しいポイントです。
保温、保冷力は当然高い
勿論保温、保冷力も高いです。長時間飲み物の温度をキープしてくれます。
公式には『95℃の熱湯が6時間後でも62℃以上/4℃の冷水が6時間後でも9℃以下』と書いています。
パッキンが無いから保温、保冷力が下がる。なんてことはありません。
さすが象印さんの品質です。
飲み口の口当たりが良い
シームレスせんシリーズは全体的に飲み口が丸みを帯びているため、やさしい口あたりで飲むことができます。
洗う時も手に優しいですよ!
性別問わず使えるシンプルなデザイン
こちらもシームレスせん全般に言えるのですが、デザインがシンプルで性別問わず使えるメリットがあります。
カラーも豊富で男女ともに愛用できます!
マッドな質感の中にポツンと象のマークがプリントされたデザインは、究極にシンプルで飽きません。
キャリータンブラーシームレスせんの口コミは圧倒的に高評価が多い
X(旧Twitter)でシームレスせんの口コミを集めました。参考にしてください。
正直満足度の高いばかりで驚きました。どの商品にもマイナスな意見は付きものだと思っていますが、これほどまでに評価の高い製品はあまり見かけません。
必死でマイナスな声を探しましたが見つかりませんでした(笑)
圧倒的に人気です…!
キャリータンブラータイプはアマゾンや楽天で買うのがおすすめ
キャリータンブラータイプを購入する場合、公式よりもアマゾンや楽天の方が安く買えます。
さらにポイントやセール割引によって得できます!
ただ、タイミングによっては公式の方がお得な場合があるため、どちらもチェックして比較してみてください。
キャリータンブラータイプは蓋のみでも買える
すでにキャリータンブラータイプを使っている方で、
- 蓋を紛失してしまった
- 蓋を交換したい
などの理由で蓋のみ購入したい場合も考えられます。
結論、公式サイトで蓋のみの販売を行っていました。
残念ながら(?)アマゾンや楽天にはありませんでした。ただ、タイミングによっては買えるかもしれないのでチェックしてみてもいいでしょう。以下のリンクから検索結果ページに移動できます。
また、メルカリなどのフリマアプリで販売されている可能性もあります。中古でも構わないのであれば、そちらも検索してみてください。
ステンレスマグタイプとどっちがいい?
キャリータンブラータイプとステンレスマグタイプ、どちらも優秀なアイテムなので迷っている方もいると思います。
両方使っていて感じるふたつの違いは以下の通り。
- 蓋の洗いやすさ(キャリータンブラーの方が洗いやすい)
- 取っ手の有無
- 飲み口露出の有無(キャリータンブラーは露出している)
- 容量種類(ステンレスマグの方が豊富)
上記を判断材料にしてくださいね!
また、同じキャリータンブラータイプでもワンタッチですぐに飲めるフリップタイプも魅力的です。
片手でパッと飲めることに魅力を感じるのであれば、フリップタイプもおすすめです。
まとめ:キャリータンブラータイプは超おすすめ!
象印のシームレスせんシリーズ、キャリータンブラータイプを紹介しました。
ステンレスマグタイプについてはこちら