簡単に使えるアルコールストーブは爆発や火災の危険が。それはなぜ?

キャンプなどのアウトドアでの調理時に活躍するバーナー。

その中でもアルコールを燃料とするアルコールバーナー(アルコールストーブやアルストとも言う)はコンパクト・軽量で使いやすいことがメリットです。

しかし、ただアルコールを注入して点火するだけと甘く見てはいけません。

使い方を間違えればアルコールが爆発・飛散し火災となる危険があるからです。

そこで今回はアルコールストーブを安全に使用する為の基礎知識を解説します。是非参考にしてください。

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アルコールバーナー使用時に爆発する原因

アルコールバーナー使用の際に爆発が起こる理由は以下の2点。

  • 燃焼中にアルコールを注ぎ足す
  • 燃料が少ない状態で点火

それぞれ解説します。

燃焼中にアルコールを注ぎ足す

アルコールバーナーの火が消えていない状態で燃料を注ぎ足してはいけません。

火へアルコールを近づければ一瞬で引火することは想像しやすい筈です。これをやってしまうと高確率で容器ごと爆発する恐れがあります。

アルコールを注ぎ足す場合は火が確実に消化されていることを確認しましょう。(明るいと火が見えないので注意)

燃料が少ない状態で点火

アルコールバーナー内に燃料が少ない状態で点火をすると、爆発・飛散する恐れがあります。

アルコールから発生している蒸気とタンク内の空気が混じり合うことで混合ガスが生じるのですが、このガスは可燃性で、引火することで爆発が起こるのです。

ちなみに燃料用アルコールに使用されているメタノールは空気中に5.5〜44%の割合で存在すると引火時に爆発します。

こう言われると難しく感じますが、アルコールはタンクの3分の2程度まで注入するのが適量であり、そうすれば爆発が起こることは無いので安心してください。

以上2点が爆発の原因です。

怖く感じますが普通に使えば基本的には大丈夫ですので心配しないでくださいね。

その他の注意点

アルコールバーナー使用の際は前述した爆発関係以外にも注意しなければいけないことがいくつかあります。

次からはそれらについて解説していきます。

アルストは炎が見えにくい

アルコールの炎は青や黄色のため、明るい昼間だとほとんど見えません。

その為、火がついていることに気づかず火傷するなどの危険が考えられます。

テント内や可燃物の近くでは使わない

アルコールバーナーに限らず、火器全てに当てはまることですが、テント内で使用するのは危険です。

特にアルコールバーナーは前述したように爆発によりアルコールが飛び散り、テントなどの可燃物は引火し火災になる恐れがあります。

更にテント内での火器の使用は一酸化炭素中毒になる恐れも。

一酸化炭素中毒は非常に危険で死に至る可能性もあります。詳しくは初心者こそ危険を知る。冬キャンプは火災や一酸化炭素中毒の危険あり!で解説しています。

アルコールの飛散や漏れに気をつける

アルコールバーナー内の燃料は爆発による飛散の他にも、ぶつかったりすることで中身が溢れることがあります。

アルコールはすぐに蒸発しますが、万が一引火すれば瞬く間に火が広がる可能性がありますので充分注意しましょう。

また、バーナー本体に破損箇所がありアルコールが漏れ出すことも考えられます。

漏れたアルコールに引火するのも非常に危険です。

バーナー使用前には破損が無いかチェックすると良いでしょう。

使用後は本体が冷めてから蓋を閉める

アルコールバーナーには燃料を保管する為にOリング(密閉用する為のゴムリング)がセットされた密閉用の蓋が付属しています。(まともな商品であれば)

バーナー使用後、高温の状態で蓋を閉めるとOリングの劣化を早めてしまいます。

Oリングの劣化だけでなく、蓋を閉めた状態で本体が冷えることで内圧が下がり本体にも負担がかかり割れの原因となります。(とはいえ簡単には割れないが)

少しでも長持ちさせたい場合はこれらのことにも注意しましょう。

王道のアルコールバーナー2選

今では様々なメーカーからアルコールバーナーが販売されていますが、中には品質・安全面において信用できないものも存在します。

そこで、知名度・品質・安全性どれも信用できるアルコールバーナーを2つご紹介します。

アルコールバーナーの定番!トランギア

安心の日本製!エバニュー

買って間違いないアルコールバーナーなので購入の際は是非検討してください。

まとめ:アルコールの取り扱いに気をつけよう!

アルコールバーナーの様々な注意点について解説しました。

要点のまとめ
  • 燃焼中にアルコールを注ぎ足すのはNG
  • 燃料が少ない状態で点火するのはNG
  • 炎が見えにくいので注意
  • テント内での使用はNG
  • アルコールの飛散や漏れに注意
  • 本体が冷めてから蓋をするのが理想

簡単に使えるアルコールバーナーですが、一歩間違えれば大惨事となる恐れもあります。

どんな道具を使う時も使い方や注意点を事前に勉強するようにしましょうね。

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