誰しもが愛用するキャンプギアがあると思います。
奮発して買った高級ギアや、創意工夫して自作したギア。
そんな愛着のある大事な物を放置したりしていませんか?
キャンプは基本的に盗難は起きない。と考えているなら大間違いです!
あなたの大事なギアが狙われているかもしれませんよ。
今回は盗難が起きる状況と、7つの盗難防止対策を紹介します!
キャンプで盗難が起きやすい状況
盗難が起きる状況は言わずもがな、サイトに誰もいない時や皆が寝静まっている深夜帯です。
人目に付かない状況の時だね。
サイトを空ける時はどんな時なのか、考えられるパターンを挙げていきます。
みんなでお風呂へ入りに行く
キャンプ場に併設、または周辺に温泉があると行きたくなるのは必然的。
お風呂へ行く時は交代で行っていますか?それとも全員で?
僕自身、サイトをほったらかしにしてみんなでお風呂へ行った経験があります。
だってみんなで入って共有した方が楽しいんだもん!(笑)
男女のグループなら交代で行くって手段もあるね。
みんなで周辺の観光スポットへ
キャンプ場の周辺に有名な観光スポットがあると、当然みんなで行きたくなりますよね。
誰もがそうだと思います。順番に交代で行ってくる、なんて無いですよね。(笑)
お隣さんのサイトに何時間も誰もいないっていう光景を見かける事もよくあるよね。
就寝時も狙われやすい!
盗難被害で意外と多いのが就寝時。
朝起きるとお気に入りのギアが見当たらない。という事も起こっているようです。
そんな悲しいことにならないようにも対策を考えた方がいいですね。
盗難被害に遭ってもキャンプ場は助けてくれない
ほとんどのキャンプ場で起こった盗難被害は全て自己責任。
監視カメラが配置されているキャンプ場もおそらくほとんど無いので、犯人捜しも困難。
残念ですがこれが現実です。
キャンパーさんに悪い人はいない!そう思いたいところですが、盗難被害は実際に起こっています…。
盗まれて泣き寝入りなんて悲しすぎる!
他人の物を盗むクズ野郎に負けない為にも対策を!
運びやすくて有名ブランドの物は狙われやすい!
ギア泥棒にとって
- 運びやすい大きさ、重量
- 高価で人気な物
というのはターゲットになりやすいです。
盗むと言っても手間と時間はかけたくないので、わざわざ組み立てているテントやタープ、重くて運びにくいクーラーボックスなどは狙われにくいです。
逆にターゲットになりやすいのは
- チェア
- ランタン
- ペグ
- 食器類
これに加えて誰もが知る有名ブランドで高価な物なら狙われる可能性が高いです。
キャンプでの盗難対策7選
正直、サイトを空けないようにすることは不可能ではないです。
しかしそれだとキャンプの楽しさも半減してしまうので、今回はなるべくいつも通りの過ごし方で防犯出来る7つの対策を紹介します。
車へ収納する
確実な対策です。車でキャンプへ行っていれば、車内に収納して鍵をかけることが出来ます。
オートキャンプならばそこまで手間はかからないですが、駐車場が離れている場合には面倒な手段です。
しかしセキュリティ面では安心で確実なので、効果的です!
人がいる(起きている)感じを演出する。
これは1番手軽にできる対策です。
テント入り口に靴を置いておいたり、ランタンの明かりをつけておくことで、誰かいるなと思わせる心理的作戦です!
泥棒も例えハッタリと疑ってもリスクを冒してまで盗みにこないので意外と効果的です!
テントに格納し鍵をかける
出典:アマゾン
テントの中に道具を格納し、入り口に鍵をかけます。(写真のようにバッグにも掛けれます)
入口に鍵がかかっていれば泥棒の戦意を失わせることが出来そうです。
鍵自体はホームセンターでもネットでも安く購入できます。
しかし鍵がかかっていることで誰もいないと確信し、テントを切り裂くなど強行突破してくる可能性もあり得ます。
そんなサイコパスには遭遇しないことを祈るしかない…。
2ルーム型テントを使用する
2ルーム型テントをご存じですか?
DODのカマボコテントやノルディスクのレイサ6のような形状のテントです。
我が家で使っているテントもサバティカルというブランドから販売されているアルニカという2ルームテントです。アルニカについては以下の記事で詳しく紹介しています。
この形状のテントは2ルームテントとなっていて、寝室とリビング(食事等のスペース)を作り出すことができます。
その気になればテントの中だけで過ごすことが出来るって訳です。
そういった構造なので入り口を全て閉め切ることで道具を全て格納することが出来ます。
みんなが寝静まっているとはいえわざわざ中に入ってきて盗んで行く泥棒はいないと思いますし、先ほど紹介した鍵をかければかなりの安全性です。
ギアへ名前を書く
これは半分冗談、半分本気の対策です。
ギアに自分の名前を書いておけば、好んで盗む人はいないですよね。
しかしギアの見栄えは落ちる可能性もあるのでそういった意味では実現性は低いでしょう(笑)
直接書くのが嫌な人はネームシールに名前を書いて貼ったり、ステッカーでオリジナル感を出して特徴を付けるのもいいかも。
剥がされると元も子もないですが。
評判の良いキャンプ場へ行く
これは根本的な対策にはならないかもしれませんが、意外と大事。
無料キャンプ場は誰でも出入りできる分、若者が多く、どうしてもマナーが悪い人が多いイメージ。(気を悪くしたならごめんなさい)
勿論その人たちが盗難をするとは限りませんが。
その点、有料キャンプ場は管理や設備もしっかりしていて、客層も家族連れが多いのでなんだか安心感があります。
これはあくまで個人的な意見であり、無料キャンプ場が決して悪いわけではありません。
さっきも言ったように根本的な対策にはならないので参考程度にお願いします。
LINEほけん内のキャンプ保険に加入する
誰もが使っているトークアプリのLINE。
その中のサービスである「LINEほけん」の中にキャンプ保険というものがあります。
なんとキャンプに行っている間の日付を指定してピンポイントで加入することができるんです!
キャンプ保険の補償内容は
- 怪我による入院…2000円/日
- 他人への賠償責任保障…1億円
- 持ち物への損害補償…5万円
- 遭難した時などの救援者費用保障…200万円
この中の持ち物の損害補償という項目に盗難も含まれるんですね!
この内容で300円/日なので入っておくのも全然ありです。
それにしてもLINEほけん、キャンプだけじゃなくて旅行やゴルフなど他にもピンポイントな保険に入れるので便利です!
盗難対策をしっかりと|自分のキャンプは自分で守るしかない!
思い返すとキャンプって実は無防備なシーンが多いですね。
道具を盗む行為は非道で許せませんが、自分の身は自分で守らなければならないのが現実。
泥棒が笑うのを防ぐために対策をとりましょう!
盗られてからでは遅いよ!
キャンプ中は、あなたの大切なギアを狙っている人がいるかもしれないってことを頭に入れておいてほしいです!