目的地へ辿り着きたい時や災害に巻き込まれ遭難してしまった場合は闇雲に動かず、まず方角を知ることが大切です。
方位磁針を持っていれば容易に方角を知ることができますが、故障してしまったり持ち合わせていない場合もあるはずです。
また、今はスマホのアプリでも方角を知ることができますが、緊急時に充電が無くなり使えない場合も考えられます。
それにスマホの充電は少しでも節約しておきたい。
そこで、今回はアナログの腕時計リンクを使って方角を知る方法を解説します。
覚えておくと役立つ時が来るかもしれませんので是非読んでみてください。
アナログ式腕時計を使った方角の確認方法
アナログ式腕時計を使った方角の確認は非常に簡単です。
時計を地面と水平にし、時針(短い針)を太陽の方向へ向けます。
その時に時針と文字盤の12時の間が南となるので、それを基準に他の方角も知ることができる。という方法です。
あくまで目安ですが、ある程度の方角を知ることができるのでいざという時のために覚えておきたいですね。
この方法は、太陽が昼の12時(正午)に真南に来ることを利用しています。
時計の時針は12時間で1周するのに対し、太陽は24時間で地球の周りを一周します。(厳密に言うと地球が回っているのですが)
つまり、単純に時針の方が太陽より2倍早いスピードで進んでいる為、時針を太陽に合わせた時に12時との半分の位置が南となるわけです。
なんかややこしいけど方法は簡単だよ!
ちなみに文字盤が24時間表記の時計も存在します。これだと太陽と時針のスピードは同じとなる為、時針を太陽に合わせた時に常に12時の位置が南となります。
ただし、この方法が使えるのは太陽が出ている時のみ。
夜に道具を使わずに方角を確認する方法は次に解説します。
太陽が出ていない時に方角を知る方法
夜は太陽が出ていない為アナログ時計を使った方法は使えません。
では夜はどのように方角を確認すればいいのかというと、常に北に存在する北極星を探せばいいのです。
北極星は北斗七星とカシオペア座のちょうど真ん中あたりでひときわ輝く星です。
北極星の見つけ方は、北斗七星やカシオペア座の位置を参考にするそうです。
僕は星座に詳しくないので、写真つきで解説しているページのリンクを貼っておきますね。
アウトドアにおすすめのアナログ式腕時計
ここからはアウトドアにおすすめのアナログ式腕時計をいくつか紹介します。
定番のG-SHOCKは間違いないです。
ナイロンベルトが扱いやすい。(大幅値下げ中!)
高機能で満足できる一品
まとめ:緊急時に役立つ方角を知る方法
アナログ式腕時計を使った方角の知り方について解説しました。
- 時針を太陽に向け、12時との間が南
- 夜は使えない
- 夜は北極星が北に現れるので目安とする
もちろん、包囲磁石やスマホのアプリなど方角を容易に確認できるツールを使った方が効率は良いです。
しかし、本当の緊急時に役立つことがあるかもしれませんので頭に入れておいてくださいね。