キャンプに行く時の持ち物リストにスコップは入っていますか?
一見必要なさそうですが、あると便利なアイテムなのがスコップです。快適なキャンプを楽しむには必需品とも言えるでしょう。
今回はスコップの使い道とおすすめのスコップを紹介していきます。
キャンプでのスコップの用途
キャンプでのスコップの用途は主に以下の3点となります。
- 堀を作って水はけ
- 雪かきや整地
- ハマった車の救出
それぞれ解説します。
堀を作って水はけ
雨の中のキャンプで懸念されるのがテント内への浸水です。
最近のキャンプ場はサイトが整備されていることが多く、水はけも良好です。特に芝生の場合は水はけが良いので心配はありませんが、土や砂利が露出しているサイトだと水はけが悪く、浸水してくる可能性があります。
その場合はスコップでテントの周りを1周するように堀を作ることでそこに溜まった雨水を土中に逃がすことができます。
堀のサイズは幅5cm、深さ5~10cm程度を目安に掘ると良いでしょう。テントにスカートがある場合は、スカートの裾が堀にかかるように掘るとテントを伝った雨水も堀に逃すことができます。
雪かきや整地
雪中キャンプで、地面が雪で見えないくらい積もっている場合は設営前に雪かきをする必要があります。
雪かきでベースを慣らし、状況によっては雪をスコップや足で踏み固めることでやっとペグを打てるようになるので雪中キャンプでは重要な工程です。
また、テントの下部を雪で塞ぐことで寒気を防ぐことができます。これもスコップがあると楽になりますよ。
ハマった車の救出(スタック)
移動の際に車が雪やぬかるみなどにハマってしまって動けなくなることも考えられます。ちなみにこのことをスタックと言います。
スタックしてしまうとアクセルペダルを踏んでもタイヤが空転してしまい動くことができなくなるので厄介です。
そんな時はスコップでタイヤ周辺の雪や泥を取り除き、ゆっくりとクルマを前後に動かして周辺の雪や泥を踏み固めていくと次第に動くことが可能となります。
このようにいざという時にもスコップは役立つので常備しておくと安心です。
おすすめのスコップ紹介
スコップの使い道を解説したところで、次はキャンプで役立つおすすめのスコップを紹介します。
ちなみにスコップには主に先の尖った”剣型’と先が角ばった”角型”の2種類があるのですが、溝を掘る時は剣型、雪かきなどをする時は角型を使うのが適しています。
使い道によっては2種類のスコップを持っておくと安心です。それではそれぞれのタイプのおすすめを紹介します。
【剣型おすすめ】キャプテンスタッグ:スチールFD
剣型のおすすめはキャプテンスタッグの小型スコップです。
非常にコンパクトに収納可能な為、荷物にならないのが便利です。値段も安めなので「とりあえず1本買っておくか」くらいの気持ちで持っておくと、役立つ時が来るかもしれません。
アマゾンのアウトドアスコップ売れ筋ランキングでは1位にランクインしており非常に人気の商品です。
Overmont:伸縮式雪かきスコップ
アルミ製で軽量、組み立て式でコンパクトに収納可能なスコップです。2段階で長さを調節することも可能でスクレーパーも付属しており、車の窓の氷も落とすことができます。
角型も更にコンパクトなものは多いですが、雪かきに使うと考えると絶対に持ち手が長い方が体への負担は少ないです。(筆者は北海道在住で雪かきは日常茶飯事)
なんならホームセンターに売っている雪かき専用スコップを買うのもアリだと思いますが、ある程度コンパクトさを求めるならこれが良さそうと感じました。
まとめ:キャンプにスコップは必要!
- 堀を作って水はけ
- 雪かきや整地
- ハマった車の救出
- 2種類持っていると尚便利
スコップはキャンプに最優先で用意するアイテムではないかもしれませんがあると必ず便利です。
値段もそこまで高くないので最低でも1本持っておくといざという時に活躍してくれますよ。