日本最北の不凍湖で透明度が高く、環境省の湖沼水質調査で何度も日本一となっているほどの水質の良さを誇る支笏湖。
その支笏湖にあるモラップキャンプ場は北海道内でも人気が高いキャンプ場です。
景色が綺麗で最高のキャンプを楽しめる場所ですよ。
僕自身毎年行っています。今回はモラップキャンプ場について紹介します。
この場所が気になっていた方や北海道のおすすめキャンプ場を知りたい方は是非参考にしてください。
支笏湖モラップキャンプ場の基本情報
住所 | 〒066-0281 千歳市支笏湖温泉 |
TEL | 0123-25-2201 |
開設期間 | 5/26~10月上旬 |
予約 | 必要無し |
チェックイン | 13時~16時 |
チェックアウト | 11時 |
日帰り利用時間 | 9時~16時 |
入場料 | 大人1000円、小学生700円、幼児500円 |
日帰り料金 | 大人700円、小学生500円、幼児350円 |
駐車場 | 150台(無料) |
直火 | 不可 |
キャンプサイト | 砂利 |
周辺地図
手ぶらでキャンプができるプランがある
モラップキャンプ場のメリットのひとつが『手ぶらでキャンププラン』というキャンプ道具一式をレンタルできるプランがあること。
これはキャンプ初心者やキャンプに興味があるから一回体験してみたいという人には嬉しいプランですよね。
キャンプを手軽に体験できるもんね。
【手ぶらでキャンププラン内容】
料金 | 大人7000円、小学生5300円、幼児2800円 (税込み) |
利用人数 | 4人まで |
レンタルできるキャンプ道具 | テント(5M×5M)・マット・寝袋・毛布・ランタン・テーブルセット・コンロ・調理器具・食器セット・炭・着火剤 |
夕食バーベキュー食材 | 牛カルビ、豚カルビ各150g・手羽先、ウインナー各2本・玉ねぎ・キャベツ・ピーマン・季節の果物・焼き肉のたれ・おにぎり(1人につき1個) |
その他 | 朝食付き |
※テントはあらかじめ設営してくれています。
※プラン利用時は要予約です。
食材も付いてくるので本当に手ぶらで行けますね。
ちなみに食材無しのプランやテントのみレンタルのプランもあります。
自分の状況に合わせて予約しましょう!
アクセスしやすい場所にある
モラップキャンプ場はアクセスしやすいというメリットがあります。
札幌市内から約1時間、千歳空港から約40分と北海道の主要都市から短い時間で辿り着くことができ、他にも苫小牧や室蘭など道内の中でも比較的人口が多い街からも近いです。苫小牧中央ICが完成したことでより行きやすくなりました!
道外の人も簡単に行ける距離!
その分夏の本格的なキャンプシーズンは人が集まりやすく、混雑しやすいという点もあります。
※6月上旬に行った時もかなり混雑しており駐車場も満車状態でした。天気が良かったということもありますが通年で人が多いと思っていた方がいいかもしれません。
サイトの端までびっしり。
湖と山々の景色が綺麗
冒頭でも話しましたが支笏湖の水質の良さは何度も日本一になったことがあるほどで、水が透き通っていて綺麗です。
更に正面には恵庭岳がそびえ立っており、支笏湖との共演は絶景です。
その景色の良さは写真スポットとしても有名で、多くの写真家が訪れている場所でもあります。
水が透明で綺麗
山々に囲まれた古びた桟橋が良い雰囲気。
3月に行った時は枯れ木と湖のコラボがまた良き。
ちなみに支笏湖に落ちている流木は白くておしゃれ感満載です!我が家は持ち帰ってインテリアにしちゃってます(笑)
若干鹿の角に似ていなくもない…??
炊事場やトイレの様子
モラップキャンプ場の炊事場やトイレの様子です。
炊事場は可もなく不可もなくという感じ
トイレは新しくはないがしっかりと清掃されている
気になったのが男子トイレと女子トイレは中央から直線状で左右に分かれており、しかもドアなどの仕切りが無いのでお互い中が丸見えということ。
特に男性が用を足している時の姿が女性からでも丸見えなのがお互い不快に感じてしまいそうです。
実際、僕が用を足そうとしたとき、中央に女の子(幼児でしたが)が立っており、なんだか気を使って個室でおしっこをしました…(苦笑)
また、トイレの入り口もドアなどがないため虫が侵入し放題です。季節やタイミングによっては虫が多いかもしれません。
燃えるごみやガス缶を捨てることができる
モラップキャンプ場では使用後の燃えるゴミ・炭・空のガス缶を捨てることが出来ます。
キャンプはなんだかんだゴミが出るのでありがたいです。
燃えるゴミとガス缶の捨て場は同じ場所に、炭の捨て場は炊事場にありました。
燃えるゴミとガス缶の捨て場
ガス缶は必ず空の物を。また、決められたごみ以外は捨てないこと!ルールはしっかりと守りましょう!
みんなでキャンプ場を大事に使いましょう!
休暇村支笏や丸駒温泉で日帰り入浴可能
モラップキャンプ場から車で10分走ると休暇村支笏というところで温泉に入れます。
シャンプーやボディソープ、ドライヤーも完備しているので準備の必要はありません(タオル類は販売している)
他にも、少し遠いですがモラップキャンプ場から20分ほど車を走らせれば丸駒温泉という大将4年に創業した老舗温泉旅館があります。
距離はありますがとても良い所です。
モラップキャンプ場の不便な点、気になった点
これまでモラップキャンプ場の良い点をたくさん挙げてきました。
とてもナイスなキャンプ場です!
しかし不便に感じた点や気になった点もありました。
あくまで個人的感想ですがそちらのほうも挙げていきます。
買い物できる場所が近くに無い
キャンプ場近くにはスーパーはおろかコンビニもありません。
休暇村支笏のサイトによると最寄りのコンビニまで車で35分、スーパーまでは40分もかかるようです。
なのであらかじめ食材や飲み物、炭などの消耗品は揃えて行かなければ不便です。
買い出しに往復1時間以上かかるしな…。
キャンプ慣れしている人なら丁度良い量の食材を買うことができると思いますが、慣れない人や人数の多いグループでは多めに買ってしまい余った。少なすぎて足りない。という状況が起こり得ます。
買い物って難しいですよね。
もし、キャンプの途中で買い出しに行くなら飲酒運転は絶対NGですよ!
虫は少なめだがカラスが多い
モラップキャンプ場は湖なので山に比べると虫は少なく、そんなに気にならないです。
ですがカラスが多いです。
特に朝は生ごみを狙って無数のカラスが飛び回っているという光景も見たことがあります。
カラスを減らすには利用者ひとりひとりがゴミの管理に注意し清潔なサイトを保つ事が重要です。
先ほども言いましたがキャンプ場はみんなで大事に使いましょう!
人が多い=マナーの悪い利用者も
シーズン通して混雑するモラップキャンプ場ですが、夜遅くまで騒ぐグループにうんざりした経験もあります。
こればかりは遭遇しないことを祈るしかないですが、人が多い分出現する可能性も増してしまいます。
マナーは守ろう!
支笏湖モラップキャンプまとめ
モラップキャンプ場の紹介でした。
内容をまとめると
- 手ぶらでキャンプができるプランがある
- アクセスしやすい場所にある
- 湖と山々の景色が綺麗
- 燃えるごみを捨てることができる
- 休暇村支笏で温泉に入れる
- 買い物できる場所が近くにない
- カラスが多い
- 混雑する=マナーの悪い利用者が出現しやすい
デメリットもありますが、ご察しの通りほぼキャンプ場に非は無いです。
利用者ひとりひとりで更に良いキャンプ場にしていけるといいですね。