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ものづくりの精度確保に大活躍!DIYに欠かせないさしがねの使い方

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L字型の定規で物作りに便利な指矩(さしがね)。

その便利さから多くの職人やDIY好きが使っている道具です。

このさしがね、普通の定規と同じ様に測定や直線を引くのにも勿論使えますが、他にも様々な用途があるのをご存知ですか?

さしがねを使いこなすと物作りの精度向上や作業効率の向上が図れます

今回はさしがねの使い方を紹介します。是非参考にしてください。

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線を書く

まずは普通の定規のように直線を引くことができます。

定規と違うのは部材の辺に対して垂直の線引きができるということです。

例えば、こんな部材があり、ここに線を引きたいとします。

定規の場合、上下に印をつけて結ぶ必要がありますが、さしがねの形状(直角のL字型)を利用すれば1点の印だけで辺に対して垂直の線を引くことができます。

さしがねを使えば部材の辺に対して垂直な線が簡単に引ける

さしがねが辺にしっかりと接していないと線も曲がってしまうので注意です。

曲線も書ける

さしがねは薄いため、簡単に曲がることができます。

さしがねは簡単に曲がるので曲線を書くことも可能!

これを利用すれば直線を書くことが出来ますし、R(半径)のついた部材に線を書くことも可能です。

しかし相当慣れるか道具を使わなければひとりで曲線を書くのはかなり難しいでしょう。

よっぽど大きなRでなければコンパスを使ったほうが簡単だと思います。

距離を測る

さしがねには定規と同じく目盛りがついています。

短い距離ならメジャーを使わずともさしがねで測ることができますよ。

正確な高さも測れる

定規で高さを測ろうとすると、定規が斜めになってしまい正確な距離を測れない可能性があります。

定規と違いさしがねは基準面から垂直に立てることができるので、より正確な高さを測ることが可能です。

あくまで基準面が水平であることが条件です。基準面が曲がっているとさしがねも傾いてしまい、正確な高さは測れません。

垂直をみる

精度の良い箱などを作るときは部材が垂直に立っているかが重要になります。

部材を立てたとき、高さを測る要領でさしがねを使えば部材の傾きを確認することが可能です。

さしがねを使った部材の垂直確認

垂直に伸びたさしがねに部材の面が全て接していればその部材は垂直に立っている。ということになります。

さしがねよりも部材の高さの方が大きい場合は、誤差が生まれる可能性があります。

上下のずれを測る

さしがねを垂直伸ばせば、上下の部材のずれを測ることもできます。

例えば、上の引き出しと下の引き出しの出具合の差を測りたいとします。(そんな状況無いと思いますが笑)

基準面と引き出しが垂直であることを前提に、さしがねを当てます。

この時の下の引き出しとさしがねの隙間が上下のずれです。

上下の部材位置を揃えたい場合や、どっちかをどのくらい出したい。というときにこの使い方が便利ですよ。

真直度を見る

さしがねの真直を利用し、部材や切断面の真直度を見ることもできます。

さしがねを使った真直度の確認

真直度を見たい部分にさしがねを当て、隙間が無ければ真っ直ぐ。隙間が空いていれば曲がっている。ということになります。

曲がっている場合さしがねを当てたときに支点となっている部分が原因です。

他部材との目違い(段差)を見る

同一板厚の部材を並べて組む場合、境目をさしがねを立てた状態で通してみましょう。

段差があれば引っかかったり、隙間ができたりします。

精度を求めるならこのような目違いも無くしたいところです。

基本的なさしがねのサイズは2種類

さしがねで最も使われてるサイズは2種類あります。

ひとつは50cm×30cm。

多少大きな物を作る時でも精度の確保がしやすいです。

もうひとつは30cm×15cm。

コンパクトで扱いやすく、初心者向けです。比較的小さい物を作る時に役立ちます。

ぱら

自分は小さい方を愛用しています!

さしがねはそこまで高くないので両方持っておくと便利ですよ。

まとめ:さしがねを使いこなして精度向上!

さしがねの使い方について話しました。

用途のまとめ
  • 線を書く
  • 距離を測る
  • 高さを測る
  • 垂直を見る
  • 上下のずれを測る
  • 真直度を見る
  • 段差を見る

冒頭でも話しましたがさしがねを使いこなせば精度と作業効率の向上につながるので、扱いに慣れると便利ですよ。

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