キャンプや車中泊の夜にトイレなどに用があって出歩く時、暗くて視界が悪いため懐中電灯を持つ場合がありますよね。
この時に懐中電灯の持ち方なんて考えたことありますか?
多くの人は懐中電灯を上から握って(鞄を持つように)持つと思います。
しかし、今度機会があれば試して欲しい持ち方があります。
それが良く海外ドラマでみるこんな持ち方。
持ち方でなにが変わるの?照らすだけでしょ?と思うかもしれませんが、
この持ち方、ただ雰囲気がでてカッコいいだけではないんです。
今回は懐中電灯の持ち方によって何が変わるのか、解説します。
※本記事では上から持つのを順手、海外ドラマのような持ち方を逆手とし解説していきます。
懐中電灯を逆手で持つのをおすすめする理由
懐中電灯を逆手で持つのをおすすめする理由は複数あります。
- 腕を振らないので光がぶれない
- 周囲に迷惑をかけにくい
- 視線(体)と一緒に動く
- 不審者に襲われた時はそのまま振り下ろせる
- 足下の視界をより良好にする
ひとつずつ説明します。
腕を振らないので光がぶれない
順手で持つと腕の振りに合わせて懐中電灯の光もぶれますが、逆手で持つことで懐中電灯がしっかり固定され、狙った位置を照らしやすいというメリットがあります。
これが思った以上に快適で、視界も良好になり、安心感が生まれます。
光のぶれってなんだか不快だもんね。
周囲に迷惑をかけにくい
キャンプ場などで、懐中電灯を持った人が近づいてきて光がチラチラ自分に当たり、鬱陶しく感じた経験はありませんか?
これは先程説明したように、順手で持っていると光がぶれることで起こる現象です。
懐中電灯を持っている側が思った以上に周囲の人は眩しいと感じているかもしれません。
しかし、逆手で持つことで懐中電灯が固定されるので周囲の人への影響は最小限に留めることができます。
視線(体)と一緒に光が動く
逆手で持つことで体の向きを変えた時に一緒に光がついてきます。
それは順手で持っても同じじゃないの?と思うかもしれませんが試せば一目瞭然ですよ。
逆手で持っていると懐中電灯の高さが目線と同じなので、体の向きを変えた時に照らす位置の調整がほぼ0です。
これによりストレスをほとんど感じることがないはずです。
凄い扱いやすくなるんだよ。
不審者に襲われた時はそのまま振り下ろせる
海外ではなぜこの持ち方が主流なのかというと、敵と遭遇したときにそのまま懐中電灯を振り下ろして柄の部分で攻撃できるから。というのも大きな理由のひとつのようです。
物騒だなあ…でもそれくらい用心が必要なんだね。
アメリカの警察が使用している懐中電灯はマグライトという製品が主流で、柄の部分が長い構造になっています。
この長い柄により、常に警棒を振りかぶっている状態と等しいってことですね。
あとは急襲されたときに光で相手の目眩しもしやすいのもこの持ち方のメリットです。
この持ち方は防犯対策にもなっていたんだね。
日本は治安が良い方ですが、襲われる可能性が無いとは言い切れないです。
マグライトを使えとまでは言いませんが、普通の懐中電灯でも攻撃できます。
このように、逆手で持つと防犯にもなるのがおすすめする理由のひとつです。
足下の視界をより良好にする
逆手で持つと懐中電灯は高い位置に来ます。
これにより、足下を照らすときは光の拡散範囲が広くなる為、より広範囲を照らせるようになります。
これで躓いたりする危険も減り、安全性が確保できます。
ヘッドライトも扱いやすい
逆手持ちのメリットについて説明しましたが、照らしやすい・扱いやすいという点ではヘッドライトもおすすめです。
頭部にライトをつけることで顔の動きと光りの動きを同調させることができますし、何より両手が空くのが大きなメリットです。
少し見た目はださいかもしれませんが(苦笑)利便性は間違い無いのでキャンプや車中泊に1台あると活躍してくれますよ。
手元で作業するときもかなり便利です!
懐中電灯の逆手持ちは試して損は無い!
懐中電灯を逆手持ちすることのメリットについて話しました。
- 逆手持ちは合理的な持ち方
- 懐中電灯が扱いやすくなる
- 防犯対策にもなる
- ヘッドライトもおすすめ
ただ文章で説明するだけでは伝わりにくいかもしれませんが、試せばきっと良さがわかるはずですよ。