多くの方にとってキャンプ恒例である焚き火ですが、キャンプ初心者にとっては難しそうに感じてしまうかもしれませんね。
その理由のひとつとして、「薪割りに必要な道具や方法がわからない」という悩みを持つ方もいることでしょう。
そこで今回は、キャンプ初心者向けに「薪割りの方法」と「必要な道具」をご紹介していきます。是非参考にしてください。
薪割りに使う刃物は?
薪割りをする際には「手斧・クラフトナイフ・鉈(なた)」を使う方が多いです。
中でもよく利用されている「手斧・ナイフ」のふたつについて解説していきます。
より薪割り感を味わえる手斧
手斧は太めの薪を割るのに適している道具です。
手斧をイメージすると、振りかぶって豪快に割るような力がいる作業と思っている方が多いですが、薪に刃を少し当て、あとはそのまま薪の底を地面にトントンと当てることで、刃が入っていき薪を割ることができます。
手斧で薪を割る際には厚手の革手袋を着用し、更に長靴を履いておくことで安全に行うことができます。
扱いやすく小さな力で割れるナイフ
薪割りに使われるバトニングナイフは、薪を割るために少し刃が大きいことが特徴です。また、柄の中まで刃が一体化しているフルタングのものが好ましいです。
手斧よりも小ぶりで扱いやすく、小さな力でも割ることができるためキャンプ初心者の方にもオススメの薪割り道具です。
ただ、ナイフの中には「研がないと使えないもの」も存在しており、いざ使おうと思ったら「切れ味が悪い…」なんてことが起こります。
そのため、購入前にしっかりと確認しておくことが大切です。
薪割りの際にあった方が良い物とは?
薪を割る刃物以外に薪割りの際にあったほうが良い道具は以下の4点。
- 革手袋
- 薪割り台
- 薪スタンド
- シャープナー・研ぎ石
それぞれ紹介します。
薪割りにあったほうが良いもの①革手袋
薪割りをする際には、革手袋をすることでケガを防ぐことができます。
100均にあるような軍手ではなく、厚手の革手袋を購入することが大切です。
ホームセンターにも色々な種類や厚さがあるので、薪割り専用の手袋を探してみても良いかもしれません。
おすすめの革手袋
薪割りにあったほうが良いもの②薪割り台
薪割りをする際には、薪割り台を用意することで安定して薪を割ることができます。
キャンプ場にあるコンクリートブロックを使う方もいますが、すぐにブロックが割れてしまうので利用しないことがオススメです。
また、薪割り台を購入するときには「天然の木」にすることで、長く使い続けることができます。
おすすめの薪割り台
薪割りにあったほうが良いもの③薪スタンド
薪スタンドを用意しておくことで、薪を湿らせずに済むことができ、整理整頓にも繋がります。
薪が湿ってしまうと割りづらくなったり、燃えにくくなる原因になるので、あると便利ですよ。
おすすめの薪スタンド
薪割りにあったほうが良いもの④シャープナー・研ぎ石
先ほどのナイフもそうですが、安い値段で購入したナイフは切れ味が悪い場合があります。
そのため、シャープナーや研ぎ石があると便利です。刃物は使用していくうちに切れ味が悪くなっていくので、いつかは使うことになるでしょう。
おすすめのシャープナー
キャンプ初心者にはキンドリングクラッカーもおすすめ
なんだかんだ手斧やナイフで薪を割るには労力が要りますし、時間もかかります。
薪割りに時間をかけず、楽に行いたいという方には「キンドリングクラッカー」というアイテムがおすすめです。
使い方は簡単で、薪を安全リングの中に通し刃に当て、片手で薪を軽く支えながら刃に食い込む程度にハンマーで軽く叩いていくだけ。効率的に薪割りをすることができます。(以下の画像のイメージです)
どんどん薪が割れていくのは楽しいですよ。
「キンドリングクラッカー」の中でも、FIELDOOR(フィールドア)というブランドのものがオススメで、キャンプ初心者でも手に取りやすい価格帯から購入することができます。
まとめ
今回は、キャンプ初心者の方でもできる「薪割りの方法」と「必要な道具」をご紹介しました。基本的にはナイフや手斧などの刃物があれば薪割りは可能ですが、今回紹介したものを揃えることで効率・安全性共に向上するので是非揃えてみてください。
また、薪割りに慣れていないキャンプ初心者の方は、キンドリングクラッカーを利用することで、薪割りの楽しみ方も残しつつ、簡単に薪割りをすることができます。薪割りに労力を費やしたくない方に非常におすすめです。