突発的に大雨が降るゲリラ豪雨。
天気予報による予測も困難であるため回避が難しい大雨です。
キャンプ好きの自分としても楽しい時間の最中のゲリラ豪雨だけは勘弁してほしいところです。

街で降られても良いことないよな〜
このゲリラ豪雨、予測は困難であっても原因や対策がある程度頭に入っていればびしょ濡れにならずにすむかもしれませんよね。
ということで今回はゲリラ豪雨について解説していきます。是非参考にしてください。
ゲリラ豪雨とは?雨量はどれくらい?
ゲリラ豪雨とは約10~数十k㎡範囲の狭い地域に降水量50mmをこえるような豪雨が短時間に降る現象です。
長くても1時間程度で止むのですが、短時間で5cm以上の深さの水たまりができるくらいの勢いで降る雨なので相当な勢いです…
予測が難しく,突発的に降る為ゲリラという名がつけられたみたいです。



予測できないって怖い。
ゲリラ豪雨による災害は多く、これまで死者も出ているのでたかが雨と舐めてはいけない恐ろしい現象ですよね。
気象学的に明確な定義はないようなので突然降る大雨=ゲリラ豪雨と認識していいでしょう。
ゲリラ豪雨の原因は積乱雲の成長


まず雨は、空気が上昇気流によって上空に押し上げられて発生した雲が成長し、積乱雲となることで降ってくるのですが、
この積乱雲が発達を続けると、狭い範囲に短時間で強い雨を降らせるようになります。
これがゲリラ豪雨というわけですね。
ゲリラ豪雨が発生しやすい時期
ゲリラ豪雨が発生する原因はなんとなくわかりましたね。
ただ正直原因がわかったところで発生を防ぐことはできません。
ですが、ゲリラ豪雨が発生しやすい時期だけでも知っておけば備えることはできます。



発生しやすい時期があるの?
さっきも話したように、ゲリラ豪雨を降らせる積乱雲が生まれる根本は上昇気流です。
つまりその上昇気流が発生しやすい時期が、ゲリラ豪雨が起こりやすい時期であるということです。
上昇気流は、地表面近くの空気が太陽などで温められ上昇を始めることで発生します。
ということは気温が高い夏にゲリラ豪雨が発生しやすいということですね。
ゲリラ豪雨の発生回数は増加傾向にある
昔に比べ、近年はゲリラ豪雨の発生回数が増えているようです。
地球温暖化などにより気温が上昇傾向にあることが関係しているのではと推測されています。
天気予報で大気の状態が不安定と聞いたら注意
ゲリラ豪雨は天気予報でも予測が難しいものなので、「本日はゲリラ豪雨が降るでしょう」という言葉を聞くことはできません。
しかし、ゲリラ豪雨が起きやすい状況を判断することは可能であり、天気予報で「大気の状態が不安定」という言葉を聞いたら、要注意です。
大気の状態が不安定というのは上記で説明した上昇気流により積乱雲が発達している状況です。
つまりこの言葉を聞いた時はゲリラ豪雨が降る可能性があるととれます。頭に入れておくといいですよ。
ゲリラ豪雨の簡易的な対策
ゲリラ豪雨には川の氾濫、洪水、土砂崩れ、地滑りなど様々な2時災害の危険があります。
どれも命を落とす危険がある恐ろしいものですが、これらは個人の力で対策を取るのは難しいですよね…
従って、直接的な対策は専門家にお願いするのが一番です。
そのためゲリラ豪雨にぶつかってしまった場合は、まずはこれらの災害に巻き込まれないよう安全な場所に避難することを第一としましょう。
その時に体を濡らさないよう、レインコートや長靴を着用するといいですよ。
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ゲリラ豪雨は自然災害。戦ってはいけない
ゲリラ豪雨について解説しました。
- ゲリラ豪雨は積乱雲の成長で起こる
- 夏など暖かい時期に起こりやすい
- 大気の状態が不安定というワードに注意
- まずは安全な場所へ避難する
ゲリラ豪雨は立派な自然災害です。
たかが雨だと舐めずに、命を落とす危険が潜んでいることを頭に入れて行動しましょう。